スカイマークのキャンセル手数料は?キャンセル・払い戻し・予約変更の方法も併せて徹底解説!

更新日:2022年10月13日

スカイマークのキャンセル手数料は?キャンセル・払い戻し・予約変更の方法も併せて徹底解説!

羽田空港と神戸空港を拠点に運行している日本の航空会社・スカイマーク。スカイマークはMCC(ミドルコストキャリア)の航空会社で、ANA、JALなどの大手航空会社より運賃は安く、LCC(格安航空会社)よりは運賃設定が少し高めになっています。ここでは、スカイマークのチケット予約後のキャンセル方法や払い戻し方法、払い戻しの規定、払戻有効期間、返金方法、キャンセル料等について紹介していきましょう。

スカイマークの予約便キャンセルに手数料はかかる?

スカイマークの予約便キャンセルに手数料はかかる?

支払い前のキャンセルに伴う手数料

チケットを予約しただけで代金を支払っていない時点であれば、予約した便をキャンセルする旨を予約センターに連絡するだけでOK。手数料はかかりません。また、代金支払い期限が過ぎると自動的に予約が取り消しとなるので、注意が必要です。

支払い後のキャンセルに伴う手数料

代金を支払い終えたチケットを自己都合でキャンセルする場合は、手数料が発生します。例を挙げると2万円のチケットをキャンセルする場合、2万円全額は払い戻されず、2万円から手数料を差し引いた金額が返金されます。

スカイマークの予約便キャンセルで発生する手数料はこの2つ!

スカイマークの予約便キャンセルで発生する手数料はこの2つ!

払戻手数料

大人・子ども問わず1名1区間につき、一律で500円の払戻手数料が発生します。ただし、もし予約したチケットが「SKYビジネス」の場合、払戻手数料は発生しません。ただ、「SKYビジネス」であってもフライト時刻を過ぎてからのキャンセルの場合、500円の払戻手数料が発生します。また、乗継便を予約していた場合は2区間分をキャンセルすることになりますが、払戻手数料は500円で、2倍かかるわけではありません

取消手数料

スカイマークではキャンセルする理由が自己都合の場合、払戻手数料に加えて取消手数料が発生します。この取消手数料は大人も子どもも同額が基本ですが、普通運賃の場合、子どもの取消手数料は大人の半額となります。取消手数料の料金はチケットのグレードやキャンセルを入れたタイミングによって変わってきます。

【チケット別】スカイマークのキャンセルに伴う手数料と払戻有効期間は?

【チケット別】スカイマークのキャンセルに伴う手数料と払戻有効期間は?

「いま得」

フライト当日の3日前まで予約できる割引チケット「いま得」。チケット購入日からフライト30日前までにキャンセルした場合の取消手数料は4000円、フライト29日前から出発時刻前までにキャンセルした場合の取消手数料は5000円です。

「たす得」

フライト前日まで予約可能な割引チケットとして人気の「たす得」であれば、チケットを買った日から出発時刻までにキャンセルの手続きをすれば、取消手数料は2500円で済みます。

「地域スペシャル」

期間・路線が限定されたチケットの「地域スペシャル」。チケット購入日からフライト時刻までの間にキャンセルした場合は取消手数料が発生しますが、キャンペーンの設定内容によって料金は異なります。

「シニアメイト1」

満60歳以上限定である「シニアメイト1」の取消手数料は、チケット購入日からフライト時刻までの間にキャンセルした場合、5000円となっています。

キャンセルに伴う手数料がかからないチケット

「普通運賃」、「障がい者割引運賃」、「SKYビジネス」、「乗継運賃」「島民専用割引」については、取消手数料はかかりません。

注意!払い戻し不可のチケット

注意!払い戻し不可のチケット

期間限定のキャンペーンチケット「SKYセール」は、払い戻しができない航空券です。購入の際は、キャンセルができないことを承知したうえで購入しましょう。また、先に紹介した「いま得」、「たす得」、「地域スペシャル」、「シニアメイト1」および「乗継運賃」については、フライト時刻を過ぎてからキャンセル手続きを行っても、払い戻しはできません

キャンセル不可でも払い戻しが認められるケース

キャンセル不可でも払い戻しが認められるケース

病気や体調不良、入院などの理由で予約便に乗れなくなってしまった場合は、医師の診断書を提出すれば手数料無料で予約の変更、またはキャンセル、返金が可能です。ただし、予約の変更については運賃種別で取り扱いが違ってきます。予約の変更ができるのは「大人普通運賃」、「小児普通運賃」、「障がい者割引運賃」、「たす得」で、空席のある同一区間の便に変更ができます。「いま得」、「SKYセール」、「シニアメイト1」については、予約の変更はできません。なお、悪天候が原因でフライト便が60分以上遅延したり欠航した場合は、払戻手数料・取消手数料はかからず、予約便変更や運賃の払い戻しが可能です。

空港使用料について

航空券購入後の払い戻しの際には、空港使用料(国内線旅客施設使用料)が全額払い戻しされます。空港利用料は空港によって異なりますが、最も高いのがみやこ下地島空港で550円(子どもも同額)、最も安いのが茨城空港で100円(子ども50円)となっています。

コロナによるスカイマーク航空券のキャンセルについて

新型コロナウイルスの感染拡大により発令された緊急事態宣言によって、スカイマークは航空チケットを空席のある他の便に変更、もしくは全額返金する特別対応を取りました。特別対応の対象になったのは、スカイマーク国内線の「2020年5月14日時点で予約済みの2020年6月1日(月)~2020年6月15日(月)」および「2020年5月28日時点で予約済みの2020年6月16日(火)~2020年6月30日(火)」の全ての便です。この特別対応は、緊急事態宣言の解除によって2020年6月30日で終了し、それ以降の便に関しては通常通りの対応となっています。

スカイマークのキャンセル方法は

スカイマークのキャンセル方法は

インターネットでのキャンセル方法

スカイマークのホームページにアクセスし、【確認・購入・変更】から【予約確認・購入】もしくは【変更・追加・取消(払戻)】をクリックして、予約確認(確認・購入・変更・取消・座席指定・領収書・搭乗証明書)のページに飛びます。



「予約番号から確認」、「照会番号から確認」、「予約内容をメールで確認」のいずれかを選んで必要事項を記入したら、【予約確認】のボタンをクリックして予約確認画面を表示させます。記されている予約内容をチェックし、間違いなければ【ご予約の取消】ボタンをクリックします。



表示された画面に必要事項を記入して、【次へ】のボタンをクリック。内容を確認して間違いや記入漏れがなければ、【取消完了】ボタンをクリックして作業は終了。「ご予約の取消が完了いたしました」と表示され、取り消した内容がメール送信されてきます。

参照:スカイマーク【国内線】予約した航空券を取り消すにはどうしたらよいですか?

空港カウンター・予約センターでのキャンセル方法

「インターネットが使えない場合や、インターネットでの手続きがうまくいかない、よく分からないという場合には、空港カウンターや予約センターでもキャンセルの手続きが可能です。なお、フライト時刻を過ぎてしまうとインターネットでの手続きはできないので、同様に予約センターか空港カウンターでキャンセルの手続きを行いましょう。

<スカイマーク予約センターの電話番号>
ご予約・運行状況のご案内 0570-039-283 ※全国共通
直前予約専用 0570-055-283 ※全国共通
上記ナビダイヤルがご利用いただけない場合 050-3786-0283

キャンセルしたチケットの払い戻し方法は?

キャンセルしたチケットの払い戻し方法は?

キャンセルの手続きをしたチケットの払い戻し方法については、決済方法によって異なりますので注意しましょう。

クレジット決済の払い戻し方法

クレジットカードで決済した場合は、チケット購入後~フライト時刻までであれば、スカイマークのインターネットで手続きが可能です。しかし、フライト時刻を過ぎてしまった場合は、空港カウンターまたは予約センターのみの手続きとなります。

ウェルネット(コンビニ)決済の払い戻し方法

ウェルネット(コンビニ)で決済した場合は、フライト時刻を過ぎていない場合は、購入前・購入後に関わらずスカイマークのインターネットで払い戻しの手続きが行えます。フライト時刻を過ぎてしまった場合は、空港カウンターまたは予約センターのみでの手続きとなります。払い戻しの方法については、以下の3つから選べます。

空港カウンターでの返金

最寄りの空港のカウンターに行って払い戻しを行う。

銀行振込での返金

所有している金融機関の口座に入金してもらう(システム手数料220円がかかります)。

ローソンでの返金

最寄りのローソンに行って払い戻しを行う(システム手数料220円がかかります)。ローソンでの返金は、払い戻し金額が10000円未満の場合のみ利用することが可能です。

旅行代理店で決済した場合の払い戻し方法

旅行代理店で予約・購入した航空チケットは、基本的に旅行代理店に問い合わせる流れとなります。契約内容によって異なりますので、予め確認しておくようにすることが大切です。

スカイマークの予約変更はできる?方法は?

スカイマークの予約変更はできる?方法は?

予約変更不可のチケット

スカイマークにはいろんな種類のチケットが存在しますが、「いま得」、「SKYセール」、「シニアメイト1」については、予約の変更が不可です。変更したい場合は、まずチケットの予約を取り消して払い戻しの手続きを完了したうえで、改めてチケットを買い直す、ということになります。予約を取り消せば各チケットの種類に応じた取消手数料と払戻手数料がかかるので、払い戻しの際にはそれらの手数料を差し引いた金額が返ってきます。ですので、これらの種類のチケットを予約する時には、変更できないことを承知のうえで予約をするようにしてください。

予約変更可能なチケット

予約の変更が可能なのは、大人・子どもの「普通運賃」、「障がい者割引運賃」、「たす得」、「地域スペシャル」、「島民専用割引」です。ですが変更できるのはフライトの日時のみであり、区間やチケットの種類については変更ができません。変更はあくまで、同種チケットの同一方向・区間においてのみ認められます。変更の手続きは、空港カウンターまたは予約センターででき、インターネットからでも可能となっています。

予約変更の方法は?

ここでは、普通運賃で予約したチケットの変更をしたい場合に、インターネットで行う方法を紹介します。3月7日6時20分出発の羽田→福岡の普通運賃チケットの予約を、同日の11時ごろ出発する便に変更したい、というケースを例に挙げて説明しましょう。

まず、パソコンのスカイマークのホームページから、予約の内容を画面に表示させます。操作方法については、「キャンセルの方法」の項を見てください。

画面右側に【搭乗便の追加】、【搭乗便の変更】、【搭乗者の取消】、【ご予約の取消】などのボタンが並んでいるので、変更したい項目のボタンをクリック。ここでは出発時刻を遅い便に変更したいので、【搭乗便の変更】ボタンをクリックします。



すると画面が「ご搭乗便情報」に切り替わり、3月7日6時20分出発の羽田→福岡の普通運賃チケットが予約されている旨が表示されるので、確認してチェックし、【次へ】ボタンをクリック。



画面が「変更便空席照会」へと切り替わるので、画面上で変更したい搭乗日を選びます。今回、日にちは変えないので3月7日を選び、【次へ】ボタンをクリックすると、同日の「選択便情報」が表示されます。



そこから羽田空港を11時ごろに出発する便を見てみると、11時15分発の便があります。ですので11時15分出発の便の「普通運賃」を選びます。



変更内容をチェックして「入力者」の情報を記入し、【次へ】ボタンをクリックすると、「変更詳細」が表示されます。なお、変更によって差額が発生した場合は、この「変更詳細」の欄に金額が表示されます。



変更された内容をしっかりとチェックし、「スカイマークご利用に関するご確認事項に同意する」にチェックをして、【変更完了】のボタンをクリックすれば手続きは完了です。

スカイマークのキャンセル・予約変更に関するよくある質問

スカイマークのキャンセル・予約変更に関するよくある質問

グループで予約した場合、一部メンバーのキャンセルは可能?

「5人のグループで飛行機を予約したけど、そのうちの2人が参加できなくなった」。そんな場合は、2人分だけキャンセルすることが可能です。予約センターに連絡することで手続きができます。インターネットからは一部の便の変更はできませんので、キャンセルが確定した時点で、早めに予約センターに問い合わせましょう。

ケガや病気で、やむなく予約便に乗れなくなった場合は?

ケガや病気が原因で予約した便に乗れなくなった場合は、手数料を支払わずに全額が払い戻しされます(医師の診断書の提出が必要)。また、複数名で予約したのであれば、同行者分の払い戻しも可能です。空港カウンターか予約センターで手続きをしましょう。

キャンセルせずに代わりの人が乗る。これはOKなの?

せっかく予約した便に乗れなくなった場合、キャンセルするのがもったいないからといって、代わりの人が乗るのはNGです。チケットに記載されている人以外がそのチケットを使って乗ることは、法律で禁じられています。なお、たとえ家族であったとしても、そのチケットで乗ることはできません。

予約したチケットの一部便のみキャンセル。これはできる?

たとえば、予約した複数の区間の便の、一部の便だけをキャンセルすることは可能です。フライト時刻より前であれば、空港カウンターや予約センター、インターネットで手続きができます。インターネットで手続きする場合、スカイマークのホームページから【ご予約内容】の画面を表示させ、そこから【搭乗便の取消】ボタンをクリックして手続きを行います。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?スカイマークは割引チケットも多彩に揃ってお得感がある分、キャンセル方法や払い戻し方法も多様で、手続きも複雑であることが分かっていただけたと思います。これからスカイマークの利用を検討している方は今回の記事をぜひ参考にして、より充実した空の旅を実現させてください。

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