ファーストクラスの料金相場は?JAL・ANA国内線&国際線を徹底比較【2026年版】

更新日:2026年9月24日 公開日:2022年11月11日

ファーストクラスの料金相場は?JAL・ANA国内線&国際線を徹底比較

【結論】ファーストクラスは国内線で数千円~数万円程度、国際線では数十万円~200万円台と、エコノミークラスとの価格差が大きいのが特徴です。マイルや株主優待券、当日のアップグレードなどをうまく活用すると、通常よりお得に利用できる場合があります。2026年5月からはANAの「プレミアムクラス」が「ファーストクラス(プレミアムクラス)」表記に変わるなど運賃体系も更新されているため、予約前に最新情報を確認しておくと安心です。

航空機をよく利用している人であれば、一度は乗ってみたいのがファーストクラス。高額で手が出ないイメージがあり、料金体系やどのようなサービスが受けられるかを知らない人も多いはず。今回は国内線・国際線のファーストクラスのサービス内容やお得に航空券を買えるテクニックなどを紹介します。

目次

ファーストクラスの料金はどれくらい?【2026年最新】

ファーストクラスの料金はどれくらい?

国内線ファーストクラスの料金

JALとANAは国内線でファーストクラスを設けています。以前はANAのファーストクラスは「プレミアムクラス」と呼ばれていましたが、2026年5月19日から「ファーストクラス(プレミアムクラス)」に変更されました。
JALの羽田空港⇔伊丹空港の航路を例にした場合、以下のような価格設定です。

クラスセイバーフレックス
エコノミークラス15,440円~16,650円34,580円
ファーストクラス31,170円50,530円

※空席率によって運賃が変動するため、行き先が同じでも便によっては価格が違います。

JALの場合、国内線でファーストクラスが導入されているのは羽田空港発着の路線(一部除く)と、大阪国際空港(伊丹)-新千歳空港、大阪国際空港(伊丹)-那覇空港の10路線の一部の便に限られています。
ANAの場合は以下のような価格設定です。

クラスシンプルスタンダードフレックス
エコノミークラス15,220円17,530円34,580円
ファーストクラス
(プレミアムクラス)
36,230円43,160円55,480円

国際線ファーストクラスの料金

国際線のファーストクラスは、JAL・ANAともに約200万円~になります。エコノミークラスが路線により20万円台~30万円台で利用できるので、国内線と比較するとかなりの高額になります。

国際線(JAL)の料金比較例

JALの料金例エコノミークラスファーストクラス
東京⇔ニューヨーク347,980円~2,336,850円~
東京⇔ロサンゼルス332,980円~2,066,980円~
東京⇔ロンドン242,700円~2,601,724円~
東京⇔パリ197,880円~2,545,110円~

国際線(ANA)の料金比較例

ANAの料金例エコノミー
(スタンダード)
ファーストクラス
(プレミアムクラス)
東京⇔ニューヨーク355,530円~2,359,030円
東京⇔ロサンゼルス331,160円~1,986,030円
東京⇔ロンドン316,700円~2,603,250円
東京⇔パリ306,730円~2,603,250円

※運賃例は2026年9月時点のものです。航空券の運賃は日によって変動します。

座席のアップグレード方法

航空券を予約した際、追加料金を支払えば座席クラスのアップグレードが可能です。(※残席数によりできない場合もあります。)
ここではJALとANAの座席アップグレード方法について解説します。

JALの座席アップグレード方法

  • 予約時にクラスJ/ファーストクラス運賃で購入する
    チケット予約時に、最初からそのクラスの運賃を選ぶ方法です。
  • 当日アップグレード
    空席がある場合、出発3時間前~20分前までWebサイト・JALアプリ・空港のQuiCナビから申し込めます。(クレジットカード決済のみ)
    ※当日アップグレードは2025年12月18日搭乗分から、JALマイレージバンク会員が対象となっています。

JALは東京発着の路線であれば、以下の料金でアップグレードが可能です。

東京発着の路線普通席からクラスJ普通席からファーストクラスクラスJからファーストクラス
山形・名古屋・小松1,100円--
女満別・旭川・釧路・帯広・函館・青森・三沢・秋田・南紀白浜・岡山・出雲・山口宇部・徳島・高松・高知・松山・北九州・大分・長崎・熊本・宮崎・奄美大島2,200円--
大阪・広島・鹿児島2,200円13,200円11,000円
札幌・福岡2,200円15,400円13,200円
沖縄(那覇)・久米島・宮古・石垣3,300円18,700円※15,400円※

※東京-久米島間の路線ではファーストクラスへのアップグレードは利用できません。

ANAの座席アップグレード方法

  • 予約時にプレミアム運賃で購入する
    チケット予約の段階で、最初からプレミアムクラスの運賃を選ぶ方法です。
  • 事前アップグレード
    予約済みのエコノミー運賃から、出発24時間前~20分前までWebサイトでアップグレード手続きができます(クレジットカード・マイル・アップグレードポイントで決済可能)。
  • 当日アップグレード
    空席があれば、搭乗日当日に空港カウンターでもアップグレードできます。

ANAは東京発着の路線であれば、以下の料金でアップグレードが可能です。

東京発着の路線追加料金
(2026年5月19日以降)
大館能代・秋田・庄内・富山・能登・小松・八丈島6,000円
稚内・紋別・中標津・釧路・函館・名古屋・鳥取・米子・石見・岡山・山口宇部・高松・徳島・高知8,000円
大阪・広島・岩国・松山・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島11,000円
札幌・福岡・佐賀・宮古15,000円
那覇・石垣18,000円

※上記は代表的な区間の例です。区間によって金額が異なるため、その他の区間は予約時にANA公式サイトでご確認ください。

広々とした座席でくつろぎながら移動できるのはファーストクラスならではの醍醐味です。では、エコノミークラスとはどのように違うのか、ファーストクラスで受けられるサービス内容を詳しく見ていきましょう。

ファーストクラスで受けられるサービス内容

ファーストクラスで受けられるサービス内容

ゆったりくつろげる広い座席

ファーストクラスの特徴として、まず挙げられるのが座席シートの豪華さです。電動リクライニングやパソコン用の電源・USBポート、大型シートモニターの完備はもちろん、中にはマッサージ機能を備えたものもあります。前後の座席の距離感も広く、到着まで最高のくつろぎを提供します。国際線の場合は扉や仕切りの付いた個室となっているものが大半で、座席もフルフラットにして寝転がることができます。海外の航空会社で最上級のものはリビングルームやシャワールームを完備したものまであります。

チェックインや保安検査、乗り降りも優先

チェックインカウンターでの手続きは、なにかと時間を要するもの。しかし、ファーストクラスであれば専用カウンターが用意されており、搭乗までの時間が非常にスムーズです。保安検査場も専用のものがあり、行列に並ぶ必要がありません。ファーストクラスの場合、JALでは合計45kg、ANAでは1個32kgまで・3個まで無料で荷物を預けることができます(エコノミーはJAL:20kgまで、ANA:1個23kg・2個まで)。搭乗や降機においてもファーストクラスの利用者が優先されます。

高級感あふれる専用ラウンジ

主要空港には、ファーストクラスの座席を購入した人だけが利用できる高級ラウンジがあります。無線LANの配備の他、ソフトドリンクやアルコールが飲み放題になっているなど、出発前の時間にゆっくりとくつろぐことができます。JALでは軽食やシャワールームも用意されています。空港によりサービス内容に違いがあります。

リッチな機内食

ファーストクラスの機内食は食材も高額になり、幅広いジャンルの著名料理人がメニュー作成を手掛けています。国内線では食器がお弁当箱やコンパクトなお皿になりますが、国際線ではレストランや料亭のようなお皿に盛り付けて提供されます。ドリンクも厳選されたワインや日本酒などが用意されています。なお、国内線で搭乗時間の短い航路ではメニュー内容が限定されることがあります。

通常より多くのマイルを加算

搭乗時に獲得できるポイントのマイレージは、取り扱っている航空会社や運賃、航路によって加算率が変わってきます。予約クラスが最も大きく影響し、JALやANAでは加算率がエコノミークラスで30~100%、ファーストクラスでは150%になります。海外の航空会社ではさらに上昇し300%になるところもあります。

ファーストクラスを安く利用する方法

ファーストクラスを安く利用する方法

マイルを利用

航空券の購入にマイルを使うことができます。国内線であればファーストクラスもちょっとした贅沢として利用できますが、国際線は運賃も高額なため110,000~140,000程度のマイルが必要になってきます(シーズンなどで幅あり)。しかし、飛行機を数多く使用する人であれば自動的にマイルを貯められるので、現金の出費を抑え、少しでも割安でファーストクラスに乗るための有効な方法です。マイルはANAカードやJALカードなどのクレジットカードを使っても貯めることができます。カードの種類やコースによって還元率は異なるため、これからカードを持つことを検討している方はそちらも詳しく確認しましょう。
記念の海外旅行などでファーストクラスに乗るため長年貯めたマイルを使うという人も多く見られます。

株主優待を利用

お手頃価格で航空券を手に入れたいときに活用できるのが株主優待割。ANAやJALの株主優待券を持っていれば国内線のフライトを通常の半額で利用できます。これはファーストクラスにおいても適用され、路線・時期により変動しますが、通常運賃の半額程度で利用可能です。株主優待券は、金券ショップなどで販売されているので、実際に航空会社の株主にならなくても手に入れることができます。

当日のアップグレードを利用

フライト当日にエコノミークラスまたはクラスJからファーストクラスへアップグレードすると金額的に最初からファーストクラスを購入するよりも安くなります。ただし、これは空席があった場合のみ有効です。詳しいアップグレード料金については「座席のアップグレード方法」の項目をご確認ください。
これとは別に偶発的に無償でアップグレードを受けられるケースがあります。発生条件は明確ではありませんが

  • 航空会社のミスで他のお客と座席の予約が重複した。
  • アップグレードを申し出たお客により、玉突きのような状態でアップグレードされた。

ということが主な原因として考えられます。これらは狙って起きるものではないので、あくまで一例としての紹介にとどめておきます。

機材変更・臨時便を利用

こちらも偶発的な事例ですが、搭乗する人数の増減や悪天候・整備作業などが原因で急に乗る飛行機が代わる=機材変更が生じた場合、通常の設定よりも安くファーストクラスに乗れる可能性があります。機材変更が発生する場合、航空会社から事前にメールでお知らせが送られてきます。
ただ、このようなトラブルによる座席変更はアップグレードのチャンスがある一方、逆に格下げになるケースもあるため、あくまで一例です。

ファーストクラスの航空券の買い方

ファーストクラスの航空券の買い方

航路を選択

航路を選択

今回はローチケ旅行のサイトから、国内航空券のフライトでファーストクラスを予約する方法をご紹介します。まずは出発地と到着地の空港、フライト日程、搭乗者の数を入力します。

購入条件を絞り込む

購入条件を絞り込む

入力が完了すると、往路で搭乗できる航空機の一覧が表示されます。数が多いので条件を絞り込んでニーズに沿ったものを見つけます。今回はJALのフライトを選んでみました。ファーストクラスを選択する場合は「座席クラス」の「アップグレード」にチェックを入れることをお忘れなく。乗る時間帯を選択するとプルダウンで座席の種類が表示されるのでファーストクラスを選びます。

選択中の航空券を確認、帰りの便を選択

選択中の航空券を確認、帰りの便を選択

絞り込みが完了し、乗る便を選択すると詳細が表示されるので内容を確認しましょう。正しければ、そのまま同じ手順で復路の航空券を選び、お客様情報を入力して清算へと進みます。

FAQ

FAQ
Q1. ファーストクラスとエコノミークラスの料金差はどれくらい?

国内線では数千円~数万円程度、国際線では路線によって数十万円~200万円以上の差になることもあります。時期や航空会社によっても変動するため、予約時に運賃を比較することをおすすめします。

Q2. ANAの「プレミアムクラス」と「ファーストクラス」は同じもの?

同じ座席クラスです。2026年5月19日以降、ANAの予約画面表記が「プレミアムクラス」から「ファーストクラス(プレミアムクラス)」に変更されましたが、サービス内容自体は変わっていません。

Q3. マイルだけでファーストクラスに乗ることはできる?

国内線・国際線ともに、特典航空券としてマイルのみで利用できます。国際線の場合、路線やシーズンによって110,000~140,000マイル程度が目安です(シーズンなどで幅あり)。

Q4. 株主優待券でファーストクラスは利用できる?

JAL・ANAともに、株主優待券を使うとファーストクラスも通常運賃の半額程度で利用できます。金券ショップなどで購入した優待券でも利用可能です。

Q5. 当日、空港でアップグレードする場合の料金はいくら?

路線によって異なります。たとえばJALの東京発着路線では普通席からファーストクラスへのアップグレードが13,200円~18,700円程度、ANAの那覇・石垣線では18,000円です。詳しくは「座席のアップグレード方法」の料金表をご確認ください。

おすすめ航空券をチェック!

まとめ

まとめ

いかがでしたか?ラグジュアリー感溢れる空の旅を楽しめる、ファーストクラスの旅。サービス内容を知ると、ますます「一度は体験したい!」と思われたのではないでしょうか。マイルや株主優待、座席のグレードアップなどを上手に活用することで、少しお得に利用することが可能です。ぜひ、この機会にファーストクラスの快適な旅を計画してみてくださいね。

参考・出典

※本記事は更新日時点の情報をもとに作成しています。内容は予告なく変更される場合がありますので、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

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