家族旅行ついでに宿題を終わらせる!夏休みの自由研究にぴったりの工場見学5選【関西編】

更新日:2023年5月26日

家族旅行ついでに宿題を終わらせる!夏休みの自由研究にぴったりの工場見学5選【関西編】

楽しいことやワクワクすることが盛りだくさんの夏休みですが、子どもにとっては最終日に泣くことのないよう、大量の宿題を計画的かつ効率的にこなしていくことも非常に大切。特に自由研究はテーマ選びから難しく、「何からどう手をつけたらいいか分からない…」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、自由研究にぴったりな関西の工場見学を5つご紹介!関西旅行のついでに自由研究という大きな宿題を終わらせ、とびっきり楽しい思い出も作っちゃいましょう!

目次

そもそも自由研究って?

そもそも自由研究って?

夏休みの宿題の代表格ともいえる自由研究ですが、「そもそも自由研究って何をすればいいの?」と疑問に思う方も多いのでは?ここでは、自由研究の定義や、それによって得られる子どもの成長などについて紹介します。

自由研究とは

「自由研究」とは、自分が興味を持ったことや不思議に思ったことを、詳しく調べたり深く考察したりして、疑問点を明らかにしていくことです。得られた成果だけでなく、成果を得るまでの過程を記した記録も貴重な資料となります。テーマを決め、考えるためのいろんな材料を集めて考察し、それらを自分なりにまとめて発表する、というのが大まかな進め方。学校や塾でする勉強はどちらかといえば受け身になりがちですが、自由研究は課題(テーマ)を決める段階から、考えて表現するまでを全て一人で一貫して行うので、物事に対する主体性や最後までやり遂げる力を身につけることができます。

テーマ選びで大切なこと

最大のポイントといえるのがテーマ選びですが、普段の暮らしや学校の勉強の中で、「何これ?」と感じることや疑問に思うことが出てくれば、それがテーマとして最も理想的です。「カブトムシ」や「ケーキ」「サッカー」など、何か大好きなものがあれば、それをそのままテーマにするのももちろん良いでしょう。新聞やテレビの話題に目を向けたり、百科事典を手に取ったり、また図書館に行ったりしても、思いがけない良いテーマとの出会いがあるかもしれません。テーマを決めるプロセスに正解・不正解はありませんが、子どもが関心を持ち、心から楽しいと思えるテーマを選ぶように心がけましょう。自由研究は、最終的に他の人に読んでもらうことが前提ですので、楽しく読んでもらうためには、作者である子ども自身が楽しんで書くことが何よりも大切なのです。

家族の思い出も作れる工場見学レポートがおすすめ!

テーマ選びについて触れましたが、小学生の自由研究で特におすすめしたいのが、様々なモノづくりの現場を見たり体験できたりする「工場見学」です。お菓子や自動車、電化製品、インスタント食品などなど、作っているものが何であれ、工場の中は、日常生活ではまず目にすることがないものだらけ!普段何気なく食べたり、使ったりしている商品が、いろんな工程を経て徐々に完成していく様子や、出荷までの流れについて詳しく理解でき、「聞く」「嗅ぐ」など、五感をフルに使ってそれぞれのモノづくりを体感できます。いろんなものを貪欲に吸収する成長過程の子どもにとって、それらが何物にも代えがたい貴重な経験となることは間違いありません。また、夏休みには親子を対象にした工場見学が企画されることも多く、家族旅行のスケジュールに工場見学を組み込むことができれば、「思い出になる」うえに簡単に「自由研究も終わらせてしまえる」と、まさに一石二鳥です!

自由研究のコツ

自由研究のコツ

自由研究には「こうあるべき」といったルールや決まり事はありませんので、自分独自のアイデアやセンスを大いに活かすことができます。ここでは、自由研究を何にまとめるかについてや、うまくまとめるためのコツについて紹介します。

何にまとめるかを決める

自由研究は何にまとめるかによってまとめ方も変わります。画用紙などの紙から各サイズのノート、スケッチブック、スクラップブックなどが主流。工場見学の場合、小学校低学年であれば、模造紙などの比較的大きな紙に1枚でまとめると、体験したことや感じたことをひと目で伝えることができ、分かりやすく迫力も出るでしょう。同じ小学生でも高学年であれば、ノートよりも大きなサイズのスケッチブックにまとめるのはいかがでしょう。スケッチブックは枚数があるので、紙芝居のように展開して読む人の興味を引くことができます。また、見開きで使えば、大きなスペースで迫力のあるまとめ方もできます。

必要な項目

自由研究をまとめる際には、「研究のきっかけ・選んだ理由」「予想・仮説」「研究したり調べたりしたこと」「方法・道具」「結果」「感想」といった風に、項目に分けてまとめるようにしましょう。特に大切なのが、自由研究の顔ともいえるタイトルです。ただ単純に「〇△〇について」「〇〇〇の研究」とするよりも、「なぜ〇〇は△△なんだろう?」「知って驚いた!〇〇のひみつ」など、見た人に「内容を知りたい!」と思ってもらえるような、簡潔かつインパクトのあるタイトルをつけるようにしましょう。ビジュアルに関しても、文字の大きさを変えたり、色鉛筆やマーカーを使ったり、写真やイラストを組み合わせたり…。読む人の立場になり、柔軟な発想で、頑張った研究の成果を楽しみながらまとめてみてくださいね。

工場見学の前に準備しておくこと

工場見学に行くことが決まったら、当日までに会社のホームページをチェックしておきましょう。その工場が作っている製品や工場内で働いている人の数、導入されている設備や技術力など、ホームページで事前に下調べしておくと、見学の時にいろんなことをスムーズに理解できます。また、下調べを通じて出てきた疑問点や知りたいことはメモしておき、見学時に質問すると良いでしょう。また、筆記用具やノート、飲み物、カメラ・ビデオカメラ(撮影ができる場合)など、持っていくものはあらかじめリストに記し、忘れ物がないように努めましょう。

おすすめの工場見学

カップヌードルミュージアム(大阪)

カップヌードルミュージアム(大阪) カップヌードルミュージアム(大阪)

日清食品の創業者・安藤百福が発明し、新たな食文化となったインスタントラーメンの歴史を通じて、発見すること、発明することの大切さを伝える体験型食育ミュージアム。オリジナルの「カップヌードル」作りや「チキンラーメン」の手作り体験が楽しめます。

公式サイト:https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/

コンペイトウミュージアム(大阪)

コンペイトウミュージアム(大阪) コンペイトウミュージアム(大阪)

安土桃山時代にポルトガルから持ち込まれた南蛮渡来のお菓子・コンペイトウの歴史や製造工程が学べるミュージアム。色や味を自由に選び、ミニ釜を使って世界に一つのオリジナルコンペイトウが作れる手作り体験が人気です。

公式サイト:https://konpeitou.jp/

雪印メグミルク 京都工場(京都)

雪印メグミルク 京都工場(京都) 雪印メグミルク 京都工場(京都)

この工場で作られている牛乳やヨーグルトについて映像で詳しく紹介されており、実際の製造工程をガイドが案内してくれます。試食や記念撮影ができるお楽しみコーナーがあり、オリジナルグッズなどのお土産ももらえます。

公式サイト:https://www.meg-snow.com/fun/factory/kyoto/

わくわくファクトリー グリコピア神戸(兵庫)

わくわくファクトリー グリコピア神戸(兵庫) わくわくファクトリー グリコピア神戸(兵庫)

2018年10月、開館30年を機に大幅リニューアル。グリコ創業者・江崎利一の企業哲学を基にした、お菓子や食文化について楽しく学ぶことができる施設。「ポッキー」「プリッツ」の製造工程が見学でき、「ビスコ」の手作り体験も好評です。

公式サイト:https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopia/kobe/

紀州梅干館(和歌山)

紀州梅干館(和歌山) 紀州梅干館(和歌山)

梅が干しあがってからパック詰めされ、店頭に並ぶまでの一連の作業工程を見学でき、梅干しの歴史や効能も分かりやすく紹介されています。体験教室は、「梅酒作り」「梅干し作り」「梅ジュース作り」の3種類があり、直売店では試食コーナーも充実しています。

公式サイト:http://www.umekan.com/

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まとめ

まとめ

いかがでしたか?身近にあるものが、どこで、どんな風に作られているのかを工場見学で知ることで、社会や理科への興味もよりいっそう深まるはず。自由研究は、親子のコミュニケーションを深める絶好の機会でもあります。この記事を参考に、関西旅行と工場見学をうまく組み合わせ、思い出がいっぱい詰まった最高の自由研究を完成させてください!

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