「旅行キャンセル保険」って知ってる?補償対象になる条件や加入方法を解説

更新日:2024年1月16日

「旅行キャンセル保険」って知ってる?補償対象になる条件や加入方法を解説

じっくりとプランを練って出発日に備えるのは、旅行を楽しむ上での大きな醍醐味。しかし、急な用事やケガ、病気などに遭遇した場合、どうしてもキャンセルせざるを得ないケースもあります。すでに精算済みの旅行費用は、そのままだと無駄になってしまいますが、旅行キャンセル保険に加入していれば、状況に応じて返金などの補償を受けられる場合があります。本記事では、プランを立てた時に同時に入っておきたい旅行キャンセル保険について紹介します。

目次

旅行キャンセル保険とは

旅行キャンセル保険とは

旅行キャンセル保険は、旅行の出発前の段階で宿泊をキャンセルする場合、自己負担したキャンセル料や違約金を全額、もしくは部分的に補償してくれる保険サービスです。旅行の予約時や旅行保険の加入を行う際にオプションとして入るケースが多く見受けられます。近年では新型コロナウイルスの感染拡大で、計画した旅行を諦めた人も多いことから、旅行キャンセル保険への注目度が一気に高まりました。
旅行キャンセル保険の内容は、旅行会社や保険会社によってさまざま。ツアー商品を購入した場合には、パンフレットに約款や詳細が記載され、インターネットでも簡単に情報の確認や加入の契約ができます。申請する人だけでなく家族や同行者も補償の対象になるので、加入の際は、保証を受けたい人全員の登録を忘れないようにしましょう。
料金は旅行代の数パーセントに設定されていることが多く、旅行代が2万円の場合、400円など比較的安価です。

補償対象

補償対象

旅行キャンセル保険は、不可抗力による旅行の中止にのみ適用されると思われがちですが、自己都合でも対象となることがあります。キャンセル理由として多い事例や対応の違いを紹介します。

病気やけが

病気やケガなどで入院・通院することになり、旅行を断念する場合は、基本的に旅行キャンセル保険のサービスの対象となり、補償を受けることができます。本人だけでなく家族の病気やケガにも適用されます。インフルエンザや新型コロナウイルスの場合、身近な人が罹患すると自分も感染するおそれもあるため、判明した時点で速やかにキャンセルの手続きを行い、補償を受けましょう。適用の期限は保険によって異なりますが、主に通院では旅行開始日から遡って4日以内、入院なら旅行開始日から遡って7日以内とされています。

交通機関の乱れ

移動手段としていた交通機関が、台風や豪雨など自然災害の影響などで大幅に遅延・運休・欠航になった場合も旅行キャンセル保険の対象となることがあります。飛行機は特に天候の影響を受けやすく、搭乗直前になって急に欠航という事態もあり得ます。チケット購入と同時に旅行キャンセル保険に加入しておきましょう。航空券の欠航に対して支払われる補償は、主に「航空機遅延費用」「航空機欠航費用」といった名称が用いられています。コンサートやイベントへの参加を目的とした旅行の場合、チケットを対象にした保険をかけておくと交通網の乱れで参加できなくなった場合に補償を受けられることがあります。

死亡

本人や同行者、または親族が死亡した場合も旅行キャンセル保険の補償対象となります。保険によって異なりますが、親族の場合は、主に旅行の開始日から31日以内の死亡が期限とされています。また、ペットの死亡にも適用されることがあり、その場合は、主に旅行開始日から遡って7日以内が期限とされています。旅行開始の当日や前日に第三者の葬儀に参列するために旅行をキャンセルする場合でも補償の対象になるケースがあります。

火災や自然災害

火災や自然災害により自宅の家屋が倒壊した場合も旅行キャンセル保険の補償が受けられます。また、台風などで公的機関から避難指示が出ている場合でも旅行をキャンセルせざるを得なくなるため、補償の対象になることがあります。海外旅行の場合は旅先での地震や火山噴火、テロなどが発生して渡航が不可となった場合に旅行キャンセル保険が適用されることがあります。災害への対応は、通常の旅行保険では補償していないケースも多いので、旅行キャンセル保険への加入が望まれます。

こんな場合も対象に!

旅行キャンセル保険では、上記のような事象以外にも補償が適応されるケースがあります。海外旅行の場合、渡航前にパスポートの盗難に遭うと旅行当日までに再発行が間に合わないことがあるため、補償が受けられます。また、交通機関の項目でも触れていますが、コンサートやイベントを目的とした旅行の場合、チケットガードと呼ばれる保険サービスがあります。災害や主催者側の都合で中止になった場合はもちろん、急病や突然の出張が理由でも「不使用チケット費用補償保険」という名目でチケット代金が補償されます。学校行事を理由に旅行をキャンセルした場合は、ほとんどの会社が補償の対象外としています。しかし、諸事情で修学旅行や林間学校への参加ができなくなった場合は補償の対象となることがあります。女性は加入後に妊娠が判明し、通院・入院が必要となった場合や早産・流産となった場合も補償の対象となります。珍しいケースとしては、本人が刑事裁判の裁判員、または補充裁判員に専任されて旅行ができなくなった場合も補償の対象となります。

加入するタイミング

加入するタイミング

大半の旅行キャンセル保険は、旅行開始日の7〜9日前に加入できるようになりますが、前日や当日の加入は基本的に不可となっています。早めに準備を万全にしておきたい人向けに旅行の予約や支払いと同時に加入できるものもあります。
また、クレジットカードでも旅行キャンセルを補填する保険を付けたものがあり、代表的なところでは、アメックスのゴールド以上のカードに「キャンセル・プロテクション」というサービスが備わっています。旅行代金をアメックスで支払っていることが利用の条件となります(セゾンアメックスのような他の会社が発行するアメックスのカードは対象外)。クレジットカードを頻繁に使う人やタイミングを見計らって加入手続きをするのが煩わしいという人におすすめです。国内の会社が発行しているカードにも付帯されているものがあります。

加入方法と条件

加入方法と条件

旅行キャンセル保険への加入方法は、旅行代理店の窓口であれば予約時に一緒に契約することができます。店舗スタッフから説明を受けることができるので、内容をしっかり把握したい人にはおすすめです。インターネットを利用する場合、旅行会社や航空会社のホームページから予約や航空券の購入を行うとオプションとして旅行保険や旅行キャンセル保険に加入する旨を聞かれることがあります。料金や補償内容もページ内に記載され、年齢や旅行日程を入力すると見積もりも出せるので、手軽に契約を済ませたい人には、こちらがおすすめです。
加入の条件は会社によって異なりますが、主なところでは、「国内旅行のみ対象」「旅行日まで10日以上の期間がある」「契約行う者が18歳以上」「同行者の人数制限がある」といったものがよく挙げられます。

ローチケ旅行でも保険を取り扱っています。ローソンの保険で国内旅行に対して、旅先でのケガによる入院・通院から、賠償事故や、手荷物の盗難まで補償。出発の90日前から出発当日まで申し込み可能のため、旅行出発間近でも保険に加入することができますよ。

ローソンの国内旅行傷害保険

まとめ

まとめ

旅行のキャンセルは、できることなら避けたいもの。しかし、いつ起こるかもしれない不測の事態の備えとして旅行キャンセル保険は心強い味方となってくれます。これから旅行計画を立てる人は、ぜひ加入を検討して安全・安心な旅行計画を進めてください。