京都旅行の空の玄関口はどこがおすすめ?関西・伊丹・神戸3空港を料金・時間で徹底比較

更新日:2026年9月24日 公開日:2025年4月1日

京都旅行の空の玄関口はどこがおすすめ?関西・伊丹・神戸3空港を料金・時間で徹底比較

【結論】京都駅から最も近い空港は伊丹空港(大阪国際空港)で、リムジンバスなら約50分・1,500円でアクセスできます。次いで神戸空港(電車+ポートライナーで約1時間20分・1,450円)、関西国際空港(JR特急はるかで約1時間20分・3,060円)の順に近く、とにかく安く行きたいならLCCが充実する関西国際空港もおすすめです。

現在、日本には97カ所もの空港があり、観光やビジネスなど、幅広い用途に利用されています。しかし、日本一の観光都市ともいえる京都には空港がなく、空路で訪れるには近隣の地域にある空港を経由し、陸路を利用する必要があります。今回は、近畿圏にある3か所の空港から京都駅へ向かう際の移動時間や料金について紹介します。

目次

京都から近い3つの空港の基本情報

京都から近い3つの空港の基本情報

国内外から多くの人が訪れる京都に空港がないことを意外に感じる人もいるかもしれません。京都には、新幹線をはじめとする鉄道網が充実していることや、建設に適した場所がないなど、空港が作られない理由が複数ありますが、関西国際空港、大阪国際空港(伊丹空港)、神戸空港というメジャーな空港がすでにあることも大きな要因となっています。京都の玄関口である京都駅から、それぞれの空港へのアクセスを把握しておくと移動の効率が大幅にアップするでしょう。

関西国際空港

関西国際空港は1994年に開港。西日本の拠点空港として全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)はもちろん、世界各国の航空会社が乗り入れています。近年では格安航空会社(LCC)を積極的に誘致したことでアジア方面への路線も拡大。現在では50の国際線、14の国内線が運航されています。2025年度の国際線旅客数は約2,708万人(前年度比8%増)となっており、国内の空港のなかでも有数の規模を誇ります。免税店やおみやげショップは、第1ターミナルのメインビルと北ウイング、南ウイングに点在しており、200以上ものブランドを揃えた「KIX DUTY FREE」や、関西に特化した商品を取り扱う「関西旅日記」など、充実したショッピングが楽しめます(国際線出発エリアには、厳選された日本のブランド菓子を取り扱う「SOUVENIR 関西旅日記」もあり)。LCC専用の第2ターミナルには、日本初のスマートセキュリティやウォークスルー型免税店などを備えています。また、空港からバスですぐの距離にある関空展望ホールスカイビューでは、パノラマの展望で航空機の離発着が望める屋上公園、巨大模型や展示・体験コーナーで関西国際空港について学べるスカイミュージアム、商品ラインナップ豊富なスカイショップタウンなど、フライト目的でない人も楽しめるコンテンツを備えています。

大阪国際空港(伊丹空港)

伊丹空港は、1939年に大阪第二飛行場として開設され、戦時中は軍用の飛行場として利用されていました。戦後、米軍による接収を経て1958年に大阪空港として営業を開始。翌年には国際線の運航も開始されるなど、関西にある空港の中では最も長い歴史があります。現在、国際線はすべて関西国際空港に移管されており、運用は国内線のみとなっています。新千歳・函館・青森・羽田・成田・福岡・那覇など国内主要都市へのフライトが充実しており、2025年度の年間旅客数は約1,629万人(前年比105%)、発着回数は138,052回にのぼります。2020年には50年ぶりとなる大規模なリニューアルが行われ、グルメやショッピングも楽しめる空港に生まれ変わりました。梅田などの繁華街へのアクセスも便利です。航空会社はJALやANAといった大手の他、ミドルコストキャリア(MCC)のIBEXエアラインズ、第三セクターの航空会社である天草エアラインが乗り入れています。伊丹空港ではLCCの発着はありません。

神戸空港

2006年にポートアイランド沖にオープンした神戸空港では、現在、新千歳空港からみやこ下地島空港まで11の国内線が運航されています。乗り入れている航空会社は、国内線が、ANA、スカイマーク、ソラシドエア、エアドゥ、フジドリームエアラインズ、トキエアとなっています。国内線は2025年冬期スケジュール実績で1日あたり約36便・11都市に就航(夏期は40便・12都市)しており、国際線はソウル・上海・台北・台中など複数都市へチャーター便が運航されています。国際線は2025年4月に第2ターミナルがオープンしチャーター便の運航が開始されました。2025年度には国際線旅客数が約53万人(日本人約9.1万人、外国人約43.9万人)を記録。2030年前後には国際定期便化も計画されています。乗り入れる航空会社は、韓国の大韓航空、中国の吉祥航空、台湾のスターラックス航空、エバー航空となっています。空港全体がコンパクトで使い勝手が良く、三宮からポートライナーで約18分という好アクセスも大きな魅力。空港限定の商品を購入できる店舗もあり、ポートアイランドのIKEAと併せてショッピングで訪れる人も多く見られます。神戸の絶景を臨める展望デッキや、ジェット旅客機「ボーイング737-800」の本格操縦体験が楽しめるフライトシミュレーター、2022年にオープンしたミニチュア写真家・見立て作家・田中達也氏の常設ミュージアムなど、アミューズメントも充実しています。

京都駅から各空港への行き方比較【料金・所要時間】

京都駅から各空港への行き方比較【料金・所要時間】

関西国際空港、大阪国際空港(伊丹空港)、神戸空港、それぞれの空港へのアクセスを紹介します。出発地や搭乗する飛行機によって利用できる空港も変わってきます。京都駅から空港へ向かう方法も電車やモノレール、リムジンバスなど様々です。

京都駅から関西国際空港までのアクセス

京都駅から関西国際空港までのアクセス

京都駅から関西国際空港に向かう場合、JR特急はるかに乗車するとノンストップで向かうことができます。料金は3,060円(自由席)で、乗車時間は約1時間20分となります。特急を利用しない場合は、JR東海道山陽本線の新快速で大阪駅へ向かい、JR関空快速に乗り換えて関西国際空港を目指します。この場合の料金は1,860円と、特急を利用するより安いですが、乗り換えが必要となり、移動時間は約1時間45分になります。
南海電車を利用したい場合は、JR東海道山陽本線の新快速で大阪駅へ向かい、JR大阪環状線に乗り換えて新今宮駅で下車、南海電鉄の空港線に乗り継いで関西国際空港を目指します。料金は1,930円で、移動時間は乗り換えを含めて約1時間45分になります。
リムジンバスは4時30分(京都駅八条口)~21時10分(第1ターミナル)の時間帯に48本が運行されており、高速京田辺の停留所を経由して関西空港第1ターミナルに到着します。料金は2,800円、乗車時間は約1時間30分となります。第1ターミナルへの最終は21時10分(京都駅八条口)、第2ターミナルへの最終は18時40分(京都駅八条口)です。

京都駅から大阪国際空港(伊丹空港)までのアクセス

京都駅から大阪国際空港(伊丹空港)までのアクセス

伊丹空港へのアクセスで最も便利なのはリムジンバスで、JR京都駅の八条口からノンストップで伊丹空港にたどり着くことができます。乗車時間は約50分で、料金は1,500円となっています。運行本数が1日39本と多いので、それほど待つことなく乗車できるでしょう。
電車で京都駅に向かう場合、まずは、JR東海道山陽本線の新快速で大阪駅へ向かい、阪急宝塚線に乗り換えて蛍池駅へ。大阪モノレールで伊丹空港を目指します。料金は1,020円で、移動時間は乗り換えの移動を含めて約1時間15分になります。

京都駅から神戸空港までのアクセス

京都駅から神戸空港までのアクセス

京都駅から神戸空港に向かうリムジンバスは運行していないので、移動は鉄道がメインになります。まずはJR東海道山陽本線の新快速で三ノ宮駅へ向かい、ポートアイランド線に乗り換えて神戸空港をめざします。料金は1,450円で、移動時間は乗り換えを含めて約1時間20分になります。

どこの空港が一番近い?

大阪国際空港(伊丹空港)

京都駅から最も近い空港は、大阪国際空港(伊丹空港)になります。空港への移動は、電車のほか、リムジンバスが1日に39本運行されており、待ち時間のストレスなく乗車できるでしょう。その次に近いのは神戸空港で、リムジンバスはありませんが、電車とポートライナーを利用すれば道路状況の影響を受けることなく京都にたどり着けます。関西国際空港へもJR特急はるかを利用すれば、神戸空港に向かう場合と移動時間は同じですが料金がやや割高です。

LCCを使えば関西国際空港がお得なケースも

LCCを使えば関西国際空港がお得なケースも

京都駅から関西国際空港へ向かう場合、リムジンバスで大人片道2,800円、電車でも同じぐらいの時間で到着するには特急を使い、約3,000円の料金がかかってきます。しかし、それでも利便性を考えて関西国際空港を利用したい人も多いでしょう。京都からの移動時間は短く、なおかつ料金は少しでも安く抑えたいという場合は、格安航空会社(LCC)の利用がおすすめです。LCCは機内サービスを有料化や座席の間隔を狭くして配置数の拡大、使用する機体を統一してメンテナンスにかかる人件費を抑えるなど、さまざまな工夫で航空券の料金を割安にしています。
関西国際空港は、日本で最もLCCの就航数が多い空港となっており、国内線では第2ターミナルからピーチ・アビエーション、第1ターミナルからジェットスタージャパン、スターフライヤー(※スターフライヤーのみMCC)が運航しています。LCCの料金は、フルサービスキャリア(FSC)であるANAやJALといった大手航空会社と比較すると20~50%格安といわれており、リムジンバスや特急を利用しても経済的に負担にならないぐらいのお得感があると思われます。各社で行われる会員限定セールなどを利用すると、さらに移動の費用を抑えられるでしょう。航空券の料金比較サイトなどを参考に、割安になる日時を調べましょう。

FAQ

FAQ
Q1. 京都に一番近い空港はどこ?

大阪国際空港(伊丹空港)です。京都駅八条口からリムジンバスで約50分、運賃1,500円でアクセスでき、1日39本運行されているため待ち時間も少なくて済みます。

Q2. 京都駅から関西空港まで一番安く行く方法は?

JR新快速で大阪駅へ向かい、関空快速に乗り換える方法が運賃1,860円で最安です。特急はるか(3,060円)より安く抑えられますが、乗り換えが1回必要で所要時間は約1時間45分になります。

Q3. 神戸空港から京都駅への直通バスはある?

京都駅と神戸空港を結ぶ直通のリムジンバスは運行していません。JR新快速で三ノ宮駅へ向かい、ポートライナーに乗り継ぐルート(運賃1,450円、所要約1時間20分)が中心です。

Q4. LCCを使うならどの空港がお得?

関西国際空港がおすすめです。日本で最もLCCの就航数が多く、ピーチ・アビエーション(第2ターミナル)やジェットスタージャパン(第1ターミナル)が就航。大手航空会社より2~5割程度安く抑えられる場合があります。

Q5. 神戸空港の国際線はどこに就航している?

現在はソウル・上海・台北・台中など複数都市へのチャーター便が運航されています。定期便化は2030年前後に計画されています。

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関西国際空港 関西国際空港

まとめ

まとめ

一度は訪れたい観光地・京都。全国各地に空港があり、LCCも盛んに利用される現在ではアクセスのハードルが大きく下がり、身近なスポットとなりつつあります。京都駅から各空港への移動方法を事前に知っておけば観光にかけるお金や時間を増やすことができます。ぜひ本記事を、旅行の計画に役立ててください。

参考・出典

※本記事は更新日時点の情報をもとに作成しています。内容は予告なく変更される場合がありますので、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

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