飛行機のモニターで自分のイヤホンは使える?使用時のルールやワイヤレス接続方法も解説!
更新日:2026年4月8日
飛行機に乗る際、「機内のモニターで自分のイヤホンが使える?」と疑問に感じる方は少なくありません。また、ワイヤレスイヤホンを使っている人は、Bluetoothの電波を発するイヤホンが機内でどのような扱いとなるのか、気になったことがあるのではないでしょうか。
現状、基本的には飛行機内でのワイヤレスイヤホンの使用に規制はありません。ただし、誤った方法で接続してしまうと、航空機の運航に支障が出る可能性も。
本記事では、飛行機内でのワイヤレスイヤホンの持ち込みルールや、機内モニターへの接続方法について解説します。ノイズキャンセリング機能の活用法や、気圧による耳の痛みを防ぐ対策もご紹介していますので、空の旅を快適に過ごすための参考にしてください。
目次
- 飛行機内へのイヤホン持ち込みは可能
- 飛行機内でのワイヤレスイヤホンの使用ルール
- Bluetoothの接続は機内モードで行う
- 離着陸時もワイヤレスイヤホンは使用可能
- ワイヤレスイヤホンは飛行機内のモニターで使える?
- 一部の最新機材はBluetooth接続対応
- 有線イヤホン専用のIFEはBluetoothトランスミッターで対応可能
- 飛行機でイヤホンを使用する際の注意点
- 音漏れしない音量で使う
- 機内アナウンスに気づけるように使う
- 機内での紛失に注意して使う
- 飛行機でのイヤホン使用に関するよくある質問
- ワイヤレスイヤホンの使用中に気圧で耳が痛くなったらどうすればよい?
- ワイヤレスイヤホンは耳栓の代わりになる?
- 飛行機でイヤホンが片耳しか聞こえないときはどうすればよい?
- 航空会社で配布されるイヤホンは持ち帰りできる?
- まとめ
機内へのイヤホン持ち込みは可能
多くの航空会社では、搭乗時のイヤホンやヘッドホンの使用が認められており、有線・ワイヤレスに関わらず、機内への持ち込みが可能です。
ただし、航空会社によってはイヤホンやヘッドホンの持ち込みに関して厳しいルールを設けている場合もあります。
イヤホン、ヘッドホンをはじめ電子機器を機内へ持ち込む方は、利用予定の航空会社が定める電子機器の持ち込みや使用時のルールを事前に確認しておきましょう。
飛行機内でのワイヤレスイヤホンの使用ルール
機内でワイヤレスイヤホンを使う際は、接続するスマートフォンやタブレットなどとの接続設定を正しく行いましょう。
適切に設定すれば、フライト中も快適に音楽鑑賞や動画視聴を楽しめます。
Bluetoothの接続は機内モードで行う
機内でワイヤレスイヤホンを接続する時は、必ず機内モードをオンにしてください。
機内モードの設定をしていないと、運航の安全に支障を及ぼす電波が発信される恐れがあります。
●接続手順
- スマートフォンの設定画面から「機内モード」をオンにする。
- 機内モードの状態でBluetoothを有効化。
- ワイヤレスイヤホンとペアリングして接続。
上記のように、機内モードに設定してからBluetoothとワイヤレスイヤホンのペアリングを行えば、運航に支障をきたす電波を発生させずにワイヤレスイヤホンを接続できます。
飛行機に乗る際は、着席したらすぐに機内モードへ切り替え、正しい設定方法でワイヤレスイヤホンを接続しましょう。
離着陸時もワイヤレスイヤホンは使用可能
現在は離着陸時を含め、飛行機内で常時ワイヤレスイヤホンの使用が可能です。
以前は離着陸時にスマートフォンやタブレットなどの電子機器は電源をオフにする必要がありましたが、ルールが変更されています。
機内モードに設定した電子機器であればイヤホンやヘッドホンとのBluetooth接続を常時認めている航空会社がほとんどです。
ただし、安全上の理由から客室乗務員がイヤホンを外すよう求める場合があります。そのような場合には速やかに指示に従いましょう。
ワイヤレスイヤホンは周囲の状況やアナウンスに気を配りながら使用することが大切です。
ワイヤレスイヤホンは飛行機内のモニターで使える?
機内で映画や音楽、ゲーム、フライトマップなどを楽しめるモニターは、「In-Flight Entertainment(インフライト・エンターテインメント)」といいます。一般的にIFE(アイ・エフ・イー)と略されたり、機内エンターテインメント、機内エンタメなどと呼ばれたりしているようです。
このIFEを利用する際、自分のワイヤレスイヤホンを接続できるかは機材によって異なります。ここでは、機内のIFEがBluetooth対応か確認する方法や、対応機種だった場合の接続方法、有線専用IFEでワイヤレスイヤホンを使うためのアイテムなどを解説します。
一部の最新機材はBluetooth接続対応
JAL(日本航空)やユナイテッド航空などが導入している最新のIFEでは、座席に設けられたモニターに直接Bluetooth接続できるものが増えています。
しかし、多くの既存機材や国内線、LCC(ローコストキャリア / 格安航空会社)ではBluetooth非対応のIFEが一般的です。その場合は、備え付けのジャックに有線イヤホンを挿す従来型の視聴スタイルとなります。
このように、なかにはBluetooth非対応の機体もあるため、持ち込んだワイヤレスイヤホンでの視聴が可能か気になる方は、事前に問い合わせて確かめておきましょう。
有線イヤホン専用のIFEはBluetoothトランスミッターで対応可能
有線イヤホンでの視聴のみを想定されているIEFでも自分のワイヤレスイヤホンを使用したい場合には、Bluetoothトランスミッターを取り付ければ、Bluetooth接続が可能になります。
Bluetoothトランスミッターとは、小型の音声送信機です。イヤホンジャックのある電子機器であれば、取り付けて設定するだけで、音声の無線送信ができるようになります。
●Bluetoothトランスミッターの接続設定
- BluetoothトランスミッターをIFEのイヤホンジャックに取り付けます。
- Bluetoothトランスミッターを起動し、使いたいワイヤレスイヤホンとペアリングしましょう。
- IFEで何か再生し、音声がワイヤレスイヤホンに届いていればOK。
Bluetoothトランスミッターは製品によってペアリングする際の手順や操作方法が異なります。事前に説明書を確認しておき、使用予定のワイヤレスイヤホンとペアリング設定を済ませておくと、機内でもスムーズに視聴を開始できます。
機材によっては変換プラグが必要になるものもあるため、購入や使用の前にはしっかり確認してください。
飛行機でイヤホンを使用する際の注意点
機内は他の搭乗客や客室乗務員の方たちと共有しているひとつの空間です。イヤホンを使う際は、周囲への配慮やトラブルへ発展させない意識が求められます。マナーを守り、イヤホンを適切に使用するよう心掛けましょう。
音漏れしない音量で使う
イヤホンの使用時は音量を上げすぎないよう、注意しましょう。フライト中は飛行機のエンジン音で周囲の音が気になりにくいですが、就寝時など静かなタイミングには想像以上に音が響きます。
特に耳に掛けるタイプのオープン型や開放型と呼ばれるイヤホンは、周囲の音といっしょに音声を聞けるという特性上、音が外に漏れやすいです。
飛行機の座席は思っているよりも隣に座る方との距離が近いため、普段以上に音漏れに過敏になりやすい環境でもあります。控えめな音量設定や遮音性が高いカナル型イヤホンを選ぶなどの配慮を忘れないようにしましょう。
大音量は耳への負担も大きいです。気圧の変化がある飛行機の中では、普段以上に耳が疲弊しやすいため、適切な音量でイヤホンを使うことをおすすめします。
機内アナウンスに気づけるように使う
ノイズキャンセリング機能を使っているときは、機内アナウンスや客室乗務員の声掛けが聞き取りにくくなります。遮音機能は便利ですが、緊急時の指示やサービス案内を聞き逃す恐れがあるため、使用するタイミングに注意しなくてはなりません。
特に飛行機内では機長から運行に関する重要な放送や、乱気流の発生による突発的なベルト着用サインが転倒するなど、普段とは違う状況が起こり得ます。
ノイズキャンセリングイヤホンをお使いの方は、機内ではノイズキャンセリング機能をオフにしたり、こまめにイヤホンを外したりと、周囲の状況を把握できるように心がけましょう。
機内での紛失に注意して使う
ワイヤレスイヤホンはその小ささや使用用途から、もともと紛失しやすいイメージがあると思いますが、飛行機内で落としてしまうと特に回収しにくいです。
万が一落としてしまった場合は、無理に自力で取りに行こうとしてはいけません。フライト中はベルト着用サインが点灯しているなら、席を立つのはNGです。また、離席してよいタイミングだったとしても、運航中の機内は常に足元が安定しているとは限りません。突然の揺れに影響され、二次被害を生む可能性もありますので、手の届かない範囲に落としてしまった際は必ず客室乗務員に助けを求めましょう。
飛行機でのイヤホンに関するよくある質問
ワイヤレスイヤホンの使用中に気圧で耳が痛くなったらどうすればよい?
耳が痛いときにイヤホンを使用すると、さらなる負担がかかる可能性もあります。気圧の変化で耳に痛みがある時は、ワイヤレスイヤホンの使用を無理のない範囲にとどめましょう。
気圧の変化で耳が痛くなるのが心配な方は、気圧調整機能付きの耳栓を用意しておくのがおすすめです。気圧調整ができる耳栓は空港の売店や100円ショップなどで購入できます。
耳が気圧の変化に影響されやすい方は、鼻をつまんで口を閉じ、鼻をかむ要領で優しく息を送り込む「バルサルバ法」で耳抜きするのも有効です。
ワイヤレスイヤホンは耳栓の代わりになる?
ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンであれば、耳栓の代わりとして活用できるでしょう。音楽を流さずノイズキャンセリング機能だけをオンにすれば、エンジン音や風切り音など機内の物音を低減できます。周囲の雑音を遮断できるため、機内での睡眠や読書に集中したいときにも役立ちます。
飛行機でイヤホンが片耳しか聞こえない時はどうすればよい?
ワイヤレスイヤホンであれば、まずは接続設定を見直しましょう。片耳だけ起動していない、Bluetoothを受信できていない、などの可能性が高いです。再起動しても直らない場合は、原因としてトランスミッターの不具合やイヤホン自体の故障などが考えられます。
有線イヤホンの場合は、接続端子をイヤホンジャックの奥まで差し込めているか確認してください。それでも聞こえない場合は、故障や断線の可能性が高いです。そのような時は客室乗務員に備え付けのイヤホンを借りられないか相談しましょう。IEF(機内エンターテイメント)が設えられている機内ではイヤホンの準備がある場合が多いです。
イヤホンに不具合が起きた時は、原因をひとつひとつ探りながら、落ち着いて対処しましょう。
航空会社で配布されるイヤホンは持ち帰りできる?
配布されるイヤホンが持ち帰れるかどうかは、イヤホンの種類や航空会社によって異なります。
簡易的なイヤホンであれば持ち帰りを許可している場合もありますが、しっかりしたヘッドホンタイプだと機内備品を貸し出しているため、持ち出し厳禁です。
そもそもイヤホンが提供されない場合もあります。持ち帰りの可否が不明な時は、パッケージの記載を確認するか、客室乗務員に問い合わせてみましょう。
まとめ
今回は飛行機内でのイヤホンの扱いについて、詳しく解説しました。
飛行機でワイヤレスイヤホンを使用する際は、スマホを機内モードに設定したうえでBluetoothをオンにすれば、上空でもお気に入りの音楽を楽しめます。機内モニターで映画を見るならBluetoothトランスミッターを、耳の痛みが心配なら気圧調整耳栓を準備しておくと安心です。事前に必要なアイテムや設定方法を確認して、快適な空の旅を過ごしましょう。