北海道立総合体育センター(北海きたえーる)へのアクセスは?交通手段や所要時間、空港からの電車やバスを比較!
更新日:2025年3月6日

北海道立総合体育センター(北海きたえーる)は札幌市豊平区にある総合体育館です。「北海きたえーる」は愛称で、フットサル「F.LEAGUE(Fリーグ)」やプロバスケットボール「B.LEAGUE(Bリーグ)」のチームの本拠地としても知られています。国際規模の競技大会だけでなく、名だたる国内アーティストによるコンサートも開催されるなど、北海道内外から多くの人が訪れる場所です。本記事では、北海道立総合体育センターの概要とアクセス方法、周辺の宿泊情報についてご紹介します。
目次
- 北海道立総合体育センター(北海きたえーる)の概要
- 国際規模のスポーツやコンサート・文化的なイベントに対応可能な複合的施設
- 施設情報
- 北海道立総合体育センター(北海きたえーる)の収容人数と座席
- Fリーグのエスポラーダ北海道とBリーグのレバンガ北海道の本拠地
- 施設内のカフェは15時までなので注意
- 各地からのフライト時間
- 東京からのフライト時間
- 名古屋からのフライト時間
- 大阪からのフライト時間
- 福岡からのフライト時間
- 新千歳空港からJR新千歳空港駅までの行き方
- JR新千歳空港駅から電車で移動する場合
- 新千歳空港からバスで移動する場合
- 最寄り駅から北海道立総合体育センター(北海きたえーる)へのルート
- 新千歳空港行きの人気路線
- 周辺のホテル情報
- まとめ
北海道立総合体育センター(北海きたえーる)の概要

北海道立総合体育センターでは市民向けのスポーツ教室から国際強化試合までさまざまなスポーツイベントが開催されています。また、アーティストのライブやコンサートなど多種多様な催しが開かれています。
「北海きたえーる」は愛称で、正式名称は「北海道立総合体育センター」です。「きた」は北海道を、「えーる」は声援を送る意味を持つとともに、「きたえーる」は、心身を鍛えることも表しており、北海学園が命名権を持つため「北海」を加えて命名されました。
駐車場は第1駐車場と第2駐車場、合わせて180台(うち身障者用5台)と、駐車場の収容台数が少ないため、来場の際には公共の交通機関の利用がおすすめです。
国際規模のスポーツやコンサート・文化的なイベントに対応可能な複合的施設
北海道立総合体育センターは、道民から長く愛されてきた道立札幌中島体育センター別館の老朽化による全面的な移転改築に伴い、平成12年2月に札幌市豊平区に開館しました。「森と一体となった周辺環境にやさしいスポーツの殿堂」をコンセプトに、「未来に羽ばたく鳥の翼」「森との対話」をイメージした建物の外観は、道民にとって親しみやすく魅力的な場を提供しています。
施設はメインアリーナとサブアリーナ、柔道場と剣道場がある武道場、弓道場などから成り立っています。収容人数が国内でも有数の規模を誇るメインアリーナでは、スポーツの国際強化試合が多数行われてきました。また、矢沢永吉や米津玄師、JUJU、timelesz(元Sexy Zone)、back number、NiziUなど数多くの名だたるアーティストがライブを開催しています。
施設情報
「北海道立総合体育センター(北海きたえーる)」
所在地:北海道札幌市豊平区豊平5条11丁目1番1号
URL:https://www.kitayell.jp/
北海道立総合体育センター(北海きたえーる)の収容人数と座席

北海道立総合体育センターの構造は地下1階、地上2階となっており、客席は地下1階メインアリーナ移動席が8ブロック、1階メインアリーナ固定席が7ブロック、2階メインアリーナ固定席が6ブロックとなっています。主にアーティストのコンサートで使用されるメインアリーナの最大収容人数は1万人と、国内でも有数の規模を誇ります。また、球技などのスポーツイベントが開催されるアリーナの収容人数は、約6,000~7,000人となっています。座席の内訳は、地下1階に移動席が1,872席、1階と2階に貴賓席72席や身障者席20席を合わせた4,092席の固定席、仮設席が4,036席となっています。地下1階の移動席は、ステージにとても近いため、コンサートではアーティストが見えやすいでしょう。
Fリーグのエスポラーダ北海道とBリーグのレバンガ北海道の本拠地
北海道立総合体育センターはフットサルFリーグのエスポラーダ北海道とプロバスケットボールBリーグのレバンガ北海道の本拠地です。ほかにもバレーボールW杯やプロレスの興行、ソフトテニスの国際試合など、国内で開かれる数々のスポーツイベントの会場としても知られています。
施設内のカフェは15時までなので注意
施設内で食事をする際にはレストランYELL CAFEを利用するとよいでしょう。ただし営業時間が11時から15時と短いため、注意してください。
飲食物の持ち込みについては、北海道立総合体育センターの公式サイトに記載がなく、イベントごとにルールが異なるようです。多くのイベントでは、缶・ビン、アルコールの持ち込みは禁止となっているので、あらかじめイベントのサイトを確認しておくことをおすすめします。なお、アリーナ内には自動販売機や屋台がたくさんあるので、困ることはないでしょう。外へ食事に行くなら、最寄りの豊平公園駅周辺か、地下鉄経由でJR札幌駅まで出るのが良いでしょう。
各地からのフライト時間

東京からのフライト時間
東京から空路で北海道立総合体育センターに移動するには、羽田空港または成田空港から新千歳空港までの直行便を利用します。フライト時間は約1時間40分です。羽田空港ではJAL、ANA、AIR DO、スカイマークが、成田空港からはANA、ピーチ、ジェットスターが運航しています。料金はシーズンや時間帯によって異なりますが、JALやANAなら片道約15,000円~、LCCなら片道約10,000円です。セールを狙えば、片道約6,000円〜7,000円で利用できます。
名古屋からのフライト時間
名古屋から空路で北海道立総合体育センターに移動するには、中部国際空港(セントレア)から新千歳空港までの直行便を利用します。フライト時間は約1時間45分です。JAL、ANA、AIR DO、スカイマークのほか、LCCのピーチが運航しています。料金はシーズンや時間帯によって異なりますが、JALやANAなら片道約15,000円~、LCCなら片道約6,500円から利用できます。
中部国際 ➠ 新千歳大阪からのフライト時間
大阪から空路で北海道立総合体育センターに移動するには、関西国際空港または大阪国際空港(伊丹空港)から新千歳空港までの直行便を利用します。関西国際空港からのフライト時間は約1時間50分です。JAL、ANAのほか、格安旅行会社(LCC)のピーチ、ジェットスターが運航しています。大阪国際空港(伊丹空港)からのフライト時間は約2時間です。
料金はシーズンや時間帯によって異なりますが、JALやANAなら片道約15,000円~、LCCなら片道約7,000円台から利用できます。
福岡からのフライト時間
福岡から空路で北海道立総合体育センターに移動するには、福岡空港から新千歳空港までの直行便を利用します。フライト時間は約2時間20分です。JAL、ANA、AIR DO、フジドリームエアラインズ、スカイマークのほか、格安旅行会社(LCC)のピーチ、ジェットスターが運航しています。料金はシーズンや時間帯によって異なりますが、JALやANAなら片道約21,000円から、LCCなら片道約7,000円から利用できます。
福岡 ➠ 新千歳新千歳空港からJR新千歳空港駅までの行き方

新千歳空港から北海道立総合体育センターへ電車で移動する場合、JR線を利用します。国内線ターミナルからは直結していますが、国際線から乗り換える場合は連絡通路から国内線ターミナルへ移動する必要があります。
国内線ターミナルは2階にあり、到着口を出たら、エスカレーターで地下1階へと降ります。「みどりの窓口」と切符売り場が見えてきたら、JR線「新千歳空港駅」の改札口があります。
JR新千歳空港駅から電車で移動する場合

JR新千歳空港駅から北海道立総合体育センターに移動する場合、JR札幌駅を経由して、最寄り駅である札幌市営地下鉄東豊線「豊平公園駅」へ向かうと良いでしょう。
JR新千歳空港駅からJR札幌駅までは、日中から夕方の時間帯(9時頃~16時頃)に約10分間隔で運行している快速エアポートが便利です。移動時間は快速で約37分、区間快速で約45分、特別快速エアポートなら最速約33分でJR札幌駅に到着できます。快速エアポートの料金は自由席で片道1,150円ですが、混み合って座れないことが多いため、並ばずに座れる指定席(uシート)の購入をおすすめします。運賃に指定席料金840円追加することで利用ができ、大型荷物も置けるため快適に移動できます。
※2025年4月1日から運賃改定により、JR新千歳空港駅から札幌駅までの普通運賃(快速エアポートの場合自由席)が片道1,230円に改定されます。
JR札幌駅からは、徒歩約5分で札幌市営地下鉄東豊線「さっぽろ駅」に向かい、地下鉄を利用すれば約8分で豊平公園駅に到着します。豊平公園駅から北海道立総合体育センターまでは地下連絡通路で直結しており、徒歩約5分で北海道立総合体育センターに到着します。また、札幌市営地下鉄東豊線さっぽろ駅からタクシーを利用すれば、料金約1,500円、約10分で到着できます。
新千歳空港からバスで移動する場合

バス乗り場は新千歳空港ターミナルビルの1階にあり、国内線ならANA到着口2の前にある22番停留所、JAL到着口4の前にある14番停留所と、国際線ターミナルの到着口前にある84番停留所を利用します。JR札幌駅からは地下鉄東豊線を利用し、最寄りの豊平公園駅まで向かうとよいでしょう。

新千歳空港からバスで北海道立総合体育センターに移動する場合、JR札幌駅まで直通の空港連絡バスを利用します。運賃は大人片道1,300円、子供片道650円で、新千歳空港からは8時から22時台まで1時間に2〜4本運行しています。JR札幌駅まで約1時間20分かかりますが、リクライニングシートのため、快適に過ごせるでしょう。
最寄り駅から北海道立総合体育センター(北海きたえーる)へのルート

北海道立総合体育センターの最寄り駅は、札幌市営地下鉄東豊線の豊平公園駅です。北海道立総合体育センターと豊平公園駅の間は約220メートルの地下連絡通路で直結しており、徒歩約5分で到着します。出口すぐのらせん階段を上ると、北海道立総合体育センターの1階に直結しています。雨や雪などの悪天候時の往来に大変便利です。豊平公園駅の改札を出た通路内には随所に案内表示が設置されているため、迷わず行けるでしょう。