【最新】飛行機にカミソリ・電気シェーバーは持ち込める?T字・折りたたみ式の基準と注意点を解説
更新日:2026年9月9日 公開日:2025年4月22日
【結論】機内に持ち込めるカミソリは国内線・国際線ともに刃体の長さが4cm以内のものに限ります。電気シェーバーについては制限がありません。ただし、リチウムイオンバッテリー式の場合は機内持ち込みに条件があるため注意しましょう。
飛行機の機内に持ち込める荷物は、基本的にスーツケースやキャリーケースなどの手荷物、ハンドバッグやカメラなどの身の回り品とされています。ナイフやハサミなどの刃物は大きさによっては危険物とみなされ、原則持ち込み禁止となっています。保安検査場で引っかかった場合は、預け荷物に収納してから手荷物カウンターに戻って預け直す、もしくは廃棄することが求められます。
では、美容などで用いる女性用カミソリは持ち込みできるのでしょうか。今回は、飛行機に持ち込めるカミソリの条件や機内に持ち込む際の注意点、航空会社ごとの対応について紹介します。
目次
飛行機に持ち込めるカミソリの条件
飛行機にカミソリを持ち込むことは法律的に問題ありません。しかし、持ち込めるカミソリには基準があり、その条件を満たしていないと保安検査場で引っかかることになります。持ち込める条件は、刃体の長さが4cm以下のT字型カミソリや、眉毛を整えるなど化粧時に使用する女性用カミソリ。刃体の長さが基準値を超えていなければ3枚刃や4枚刃であっても持ち込み可能です。なお、理髪店などで使用するような折りたたみ式のカミソリは、先端が鋭利なため、凶器となりうる危険物とみなされ持ち込むことができません。基準値を超えて持ち込みができないカミソリは、全て預け荷物へ移すことになります。荷物を預けていない場合は廃棄するしかないため、機内に持ち込むカミソリの刃体は事前に大きさを確認しておきましょう。
電気シェーバーは問題ない?
電気シェーバーは持ち込みについての制限はありません。ただし、コンセント式・バッテリー式それぞれに注意点があります。
コンセント式については、日本以外の航空会社を利用する際に注意が必要です。国外で運営されている航空会社の機体は日本とは異なる電圧やプラグのコンセントのみ設置されている場合があります。事前に確認し、必要な場合は「変換プラグ」を持参するようにしましょう。
リチウムイオンバッテリー式の場合、機内に持ち込めるバッテリー容量160Wh以下であるかを確認しましょう。飛行機内では安全性の観点からバッテリーの持ち込みについてルールが課されており、2026年4月24日からは以下を厳守する必要があります。
▼モバイルバッテリー(他機器を充電する目的の予備電池)の機内持ち込みルール
1. 160Wh以下に限り最大2個まで
2. 機内でのモバイルバッテリー本体への充電・他機器への充電は禁止
3. 座席上の収納棚ではなく座席ポケットなど手元での保管が必須
※電気シェーバーなど内蔵電池機器自体は対象外
機内でひげを剃る際の注意点
飛行機内への電気シェーバーの持ち込みについては特に規制はありませんが、使用する際には一定のルールがあるため、搭乗前に確認しておくことが必要です。
肌に塗るジェルやクリームの容量
ひげ剃りを行う際、肌に塗るジェルやシェービングクリームは、飛行機に持ち込める容量が決まっています。これらを含む化粧品は、国内線では容器1つにあたり0.5L(0.5kg)以下、もしくは総量が2L(2kg)以下とされ、国際線では容器1つにあたり100ml(100g)以下で、さらに1L以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れることが条件とされています。
ひげ剃りを行う場所
ひげ剃りを行う場所について、特にルールは定められていませんが、座席で行うと電気シェーバーの音やジェルやシェービングクリームの匂いなどで周囲の乗客に迷惑がかかってしまうため、化粧室に移動するようにしましょう。また、化粧室の鏡は小さくて見にくいことがあるため、自分で鏡を用意しておくと安心です。
揺れている時は避ける
飛行中、機体が乱気流や積乱雲に突入すると機体が大きく揺れることがあり、ひげ剃りを行っていると顔を切るなどケガをする可能性があります。少しでも揺れが発生したら手を止め、揺れが十分に収まってから再開するようにしましょう。
【航空会社別】カミソリの機内持ち込みルール
飛行機内へのカミソリの持ち込みについて、航空会社それぞれにルールが定められています。全体的に大きく異なる点はありませんが、独自の規定が設けられていることもあるので事前にホームページなどで確認しておきましょう。
全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)
T字・I字に関わらず刃体の長さが4cm以下のカミソリであれば問題ありません。電気シェーバーは電池式・コンセント式のどちらも持ち込み可能です。国際線でも同様のルールが適用されています。
SKYMARK(スカイマーク)
ANAやJALと同様、T字・I字に関わらず刃体の長さが4cm以下のカミソリが持ち込み可能です。電気シェーバーも種類の制限なく持ち込むことができます。
各社のルールをまとめてみました。
| 航空会社 | カミソリ | 電気シェーバー |
|---|---|---|
| JAL | 〇 | 〇 |
| ANA | 〇 | 〇 |
| スカイマーク | 〇 | 〇 |
共通ルール
- ・T字カミソリや、刃体の長さが4cm以下の化粧用カミソリであればOK
- ・電池駆動の電気カミソリや160Wh以内のリチウムイオンバッテリーであればOK
どの航空会社もルールに反した大きさのカミソリは機内に持ち込めませんので、出発空港のカウンターにてお手荷物として預けることになります。また、カミソリ以外の持ち込み禁止アイテムについては下記を参考にしてください。
FAQ
Q1. 飛行機内にT字カミソリは持ち込める?
刃体の長さが4cm以下であればT字・I字カミソリどちらも持ち込み可能です。3枚刃・4枚刃も刃体が基準内であれば問題ありません。ただし、折りたたみ式カミソリは凶器となりうる危険物とみなされるため持ち込み不可です。
Q2. 飛行機内に電気シェーバーは持ち込める?
コンセント式・電池式どちらも持ち込み可能です。ただし、リチウムイオン電池内蔵タイプは160Wh以下であることが条件となっています。
Q3. 飛行機内にシェービングジェルやクリームは持ち込める?
国内線は容器1個あたり0.5L以下、総量2L以下であれば持ち込み可能です。国際線は100ml以下の容器に入れ、1Lの透明ジッパー袋に収める必要があります。
Q4. 飛行機内でひげを剃ってもいい?
禁止ではありませんが、座席でのひげ剃りは電気シェーバーの音やジェル・シェービングクリームの匂いなどで周囲に迷惑をかける可能性があるため化粧室でのひげ剃りを推奨します。乱気流など揺れがある際は必ず手を止めてください。
まとめ
飛行機の搭乗時間が長くなる場合、ひげや眉毛のケアをしたくなるタイミングが訪れることが予想されます。刃物の持ち込みがNGと考えて、すべて手荷物に収めてしまうと現地に到着するまでカミソリや電気シェーバーを取り出すことができなくなります。カミソリ、電気シェーバーは持ち込みのルールを事前に確認し、必要な場合は手荷物検査に引っかからないよう、荷造りの時点で機内に持ち込むことを想定しておきましょう。
参考・出典
- JAL|制限のあるお手荷物
- JAL|国内線|カミソリまたは電気カミソリ・ハサミ・爪切りは機内に持ち込むことはできますか。
- ANA|制限のある手荷物(国内線)
- ANA|制限のある手荷物(国際線)
- ANA|【国内線】カミソリは機内に持ち込むことはできますか。
- SKYMARK|制限のある手荷物
- SKYMARK|カミソリを機内に持ち込みたいのですが、可能でしょうか?
※本記事は更新日時点の情報をもとに作成しています。内容は予告なく変更される場合がありますので、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。