SAGAアリーナへのアクセスをご紹介！交通手段・所要時間・料金について解説。福岡空港からの行き方も！

SAGAアリーナの概要

2023年5月、佐賀県の運動公園であるSAGAサンライズパーク内に、スポーツ、コンサート、展示会など、多様な目的に使用できる施設「SAGAアリーナ」が誕生しました。地上4階建て、延床面積2万9800m²、最大収容人数8400人という九州最大級の規模となるSAGAアリーナの概要やアクセス方法、周辺の宿泊情報を解説します。

新世代のエンターテインメントアリーナ

SAGAアリーナは2024年10月の「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ佐賀大会」の開催に対応する多目的アリーナとして建造。これまで佐賀県では難しかったトップアスリートやプロ選手の試合が開催可能となり、注目を集めています。設備面も充実しており、国内初となる3つの大型ビジョンを標準装備している他、3階のプレミアムフロアではコンコースのモニターで場内の様子を見ることができるなど、試合観戦を最大限に楽しむための環境づくりが徹底されています。
エンターテインメントにおいても、これまで県内に1000〜2000人規模の会場しかなかったため見送られてきた大物アーティストのコンサートやアイスショーなどを積極的に招致。メインアリーナは目的に応じてレイアウトを変えることができ、国際的な会議や展示会、見本市などの用途にも使用されます。また、約450席のサブアリーナも併設されており、こちらも中規模のスポーツ大会やコンサートに使用することができます。
SAGAアリーナでは今後もさまざまなイベント開催が予定されており、佐賀県のカルチャーやエンターテインメントの発信、地域の活性化を担うランドマークとなることが期待されています。

施設情報

「SAGAアリーナ」
所在地：佐賀県佐賀市日の出2-1-10
URL：https://saga-sunrisepark.com/arena/

さまざまなアーティストがコンサートを開催

SAGAアリーナではオープン後、B'zや松任谷由実など、大物アーティストによるコンサートを開催。2025年1月18〜19日には、全国アリーナツアー「Perfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode 1」をスタートさせるPerfumeの公演が予定されています。音響・照明・映像などの設備も充実しているSAGAアリーナは、九州地区における新たな主要コンサート会場としてエンターテインメント業界での認知度が向上しています。

SAGAアリーナの収容人数と座席

SAGAアリーナは地上4階建ての構造で、座席がすり鉢状に設置されていることから最後列でも試合の様子やコンサートステージが見やすく、どの席からでも存分に臨場感が味わえます。
メインアリーナの席数は最大で約8400席。約6300席が固定、約2100席が可動タイプの座席となっており、イベントの内容に合わせてフレキシブルにレイアウトを変更できます。
席の種類はスタンダード席以外にも、座って足を伸ばせる枡席、テーブルの付いたカウンター席、家族や友人同士で使用できるファミリー・グループ席、席と席の間に肘置きを設置していないカップル席、車椅子席などバリエーションが豊富。すべての座席にドリンクホルダーが設置されています。また、3階のプレミアムフロアには佐賀県出身の作家が内装を手掛けたプレミアムルームやクスノキのテーブルを設置したプレミアムラウンジなど、リッチな気分で観戦・観覧が楽しめる13の特別室を備えています。

アリーナ周辺にはカフェ&ショップも

SAGAアリーナを擁する「SAGAサンライズパーク」内には飲食店や雑貨を取り扱うショップが充実している「パークテラス」もあり、観戦・観覧の前後で足を運ぶのもおすすめです。
「La Pause」ではフランスの赤鶏の血統を持つみつせ鶏の唐揚げや1日限定5食の佐賀牛ローストビーフ丼など、佐賀県産の肉・米・野菜などをぜいたくに使った料理やクラフトビールが味わえます。
「SCOL SHOP SAGA」では、「人生の概念を変える」というコンセプトに沿ったアイテムを取り揃え、アパレルからスキンケア用品、お菓子まで、豊富な商品が店頭に並んでいます。併設されている「SCOL CAFE&D」では、化学肥料を使用していない食材で作るスイーツや料理を提供。犬と一緒に利用できる席もあり、愛犬家にとっても嬉しいお店となっています。
「SAGA ARENA SHOP」では、バレーボールの久光スプリングスやバスケットボールの佐賀バルーナーズなど、SAGAアリーナを拠点にしているスポーツチームのグッズを販売。選手の等身大パネルも設置されており、一緒に記念写真を撮ることもできます。

各地からのフライト時間

北海道からのフライト時間

北海道から空路でSAGAアリーナに移動する場合、新千歳空港から福岡空港を経由し、鉄道など陸路で現地に向かいます。新千歳空港から福岡空港までのフライト時間は、約2時間30分。JAL、ANA、スカイマーク、peach、エア・ドゥが運行しています。航空券は時期と時間帯によって変動はありますが、JAL、ANAの場合は1万7000円程度〜、LCCを利用した場合は8000円程度〜が片道の最安値となります。

福岡空港から電車で移動する場合

福岡空港から電車でSAGAアリーナに移動する場合、福岡空港駅から地下鉄空港線に乗車し、博多駅で下車します。次にJR博多駅から特急（みどり・かささぎ・リレーかもめ・ハウステンボスのいずれか）に乗車し佐賀駅で下車します。例えば「リレーかもめ」を利用すると乗車時間は約38分。料金は片道2390円になります。佐賀駅からは徒歩で向かいます。
佐賀駅からバスを利用する場合は、佐賀駅バスセンターから佐賀市営バス（金立線）、または昭和バス（古湯線・中極線・東山田線）に乗車。SAGAサンライズパーク［市文化会館前］停留所で下車すると徒歩約4分で現地に到着します。料金は180円になります。

福岡空港からバスで移動する場合

福岡空港からバスでSAGAアリーナに移動する場合、福岡空港国内線のバス乗り場へと移動し、北バス乗り場から西鉄バスが運行する高速バスに乗車します。乗車時間は約1時間で、SAGAサンライズパーク［市文化会館前］停留所まで直行。下車して徒歩約4分で現地に到着します。料金は片道1300円になります。

九州佐賀国際空港からバスで移動する場合

九州佐賀国際空港からバスでSAGAアリーナに移動する場合、到着ロビーの目の前にある乗り場から佐賀市営バスに乗車し、まずは佐賀空港線で佐賀駅バスセンターを目指します。到着したら佐賀市営バスの金立線、昭和バスの中極線・東山田線などに乗車し、SAGAサンライズパーク［市文化会館前］停留所で下車。徒歩約4分で現地に到着します。片道の料金は乗り継ぐバスによって変動し、760〜780円になります。

最寄り駅からSAGAアリーナへのルート

SAGAアリーナの最寄り駅はJR佐賀駅になります。現地への移動手段は徒歩、またはバスになります。

徒歩
JR佐賀駅から徒歩でSAGAアリーナに向かう場合、駅の北口に出てサンライズストリートをまっすぐ進みます。国道264号線に出たところで右に曲がって北上し、国道34号線を左へ曲がると到着します。所要時間は約20分になります。

バス
JR佐賀駅の改札を出たら道なりに進んで駅舎を抜け、横断歩道の先にある佐賀駅バスセンターを目指します。2番乗り場からは佐賀市営バス（金立線）、もしくは昭和バス（古湯線・中極線・東山田線）のバスが運行され、SAGAサンライズパーク［市文化会館前］停留所まで直通で向かうことができます。乗車時間は5〜7分程度で料金は160〜180円になります。

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まとめ

最新鋭の設備を備え、佐賀県の新たなランドマークとして盛り上がりを見せているSAGAアリーナ。今後も注目度の高いスポーツ大会やコンサートの開催が予想され、九州のエンタメ文化を大きく変える存在になっていくことでしょう。推しているチームやアーティストが訪れる際は、佐賀観光と併せて足を運んでみるのもおすすめです。