【初心者必見】いまさら聞けない飛行機の乗り方(国内線)と手順!フライト当日の流れをご紹介

更新日:2023年9月4日

電車やバスと違い、多くの人にとって、飛行機はたまにしか乗らない“非日常の乗り物”。ましてや初めて飛行機に乗る人にとっては、事前の準備や流れなど、分からないことが数多くあるのではないでしょうか?そこで今回は、飛行機の乗り方や手順、フライト当日の流れを嚙み砕いてご紹介。頭の中が「?」マークでいっぱいになっている飛行機初心者の方は、必見必読です!

目次

家を出る前にやっておくこと

飛行機に乗るためには、前もってやっておかなければならないことが意外と多くあります。ここではまず、自宅を出発する前にやっておくべきことを紹介します。

チケット予約内容を確認

まずは出発日や出発時刻、予約番号など、予約したチケットの内容をいま一度確認しましょう。また、空港までのアクセスや所要時間も把握しておくことが大切!特にハイシーズンは道路の渋滞が予想されますし、公共交通機関も休日ダイヤの適用などで、通常より本数が少なくなることもあるので注意しましょう。また、東京から国内線に乗る場合、ほとんどは羽田空港発着ですが、実はLCCの就航数に関しては成田空港の方が多く、さらにLCC専用ターミナルは空港の端にあるため、空港の確認は入念に!

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座席指定

ANAの「オンラインチェックイン」、JALの「タッチ&ゴー」のように、事前に航空券を予約してオンラインで座席指定をしておけば、フライト当日に空港のカウンター等で手続きをしなくて済むサービスがあります。手順もいたってシンプルで、5分もあれば座席指定が完了するのでとても便利です。

航空券の発行

ネットで国内航空券を予約すると、搭乗に必要なeチケット情報がメールで届けられます。航空券の予約番号と確認番号がメールに届くので、その番号を持って空港に向かい、手続きをすればOK。搭乗する航空会社のカウンターに行き、カウンター前の自動チェックイン機にeチケットの予約番号・確認番号を入力するか、二次元バーコードを読み取ると航空券が発行されます。

空港に着いてからの流れって?

カウンターでチェックインをしたり、機内に持ち込めない荷物を預けたり、保安検査場で手荷物検査を受けたり…。ここでは、フライト当日、空港に到着してからの流れを紹介します。

最低でも1時間前には到着するように

飛行機に乗る前に搭乗手続きがあるので、時間に余裕を持って空港に到着する必要があります。ANA、JALの場合は、通常期ならフライトの1時間前、繁忙期(GW・お盆・年末年始など)なら2時間前を目安に到着しておくと、まずは安心でしょう。LCC(格安航空会社)はカウンターや搭乗口まで距離があることも多いので、ANA、JALよりももう少し余裕を見ておくのが賢明です。

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チェックイン

空港に着いたら、まずは搭乗する航空会社のチェックインカウンターに行きましょう。チェックインはカウンター、自動チェックイン機のどちらでも行えますが、短時間で済ませたい場合は自動チェックイン機がお勧めです。

荷物を預ける

チェックイン後は、手荷物預かりのカウンターで機内に持ち込めないサイズの荷物を預けましょう。荷物に関しては、航空会社によって受託手荷物のサイズや重さの制限が違います。なお、LCCは基本的に荷物を無料では預けられず、ANA、JALと同じ重量・サイズの荷物を預けると、超過料金がかかることが大半です。

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保安検査

保安検査場では搭乗券をチェックした後、金属探知機のゲートをくぐり、荷物をX線検査装置に通します。保安検査に引っかかると、カバンの中を調べられたり、細かい金属探知検査をされたりと必要以上に時間がかかってしまいます。スムーズに通過するためにも、貴金属類をつけている場合は小さなものでも必ず外すなど、ルールを守って検査に臨みましょう。保安検査場での流れは下記です。

  • 財布や鍵、アクセサリー、ベルトなどの金属類をかごに入れて金属探知機を通過する
  • X線検査に引っかかるものをトレーに出す
    ペットボトル、食べ物、液体類、PCやタブレットなどの電子機器、ヘアスプレー、ヘアアイロン、ライターなど
  • 荷物をX線検査装置に通す

搭乗する際の注意点

保安検査場での手荷物検査を無事に通過すれば、いよいよ搭乗ロビーに向かいます。ここでは、搭乗ロビーでの過ごし方や注意するべきポイントなどを説明します。

搭乗ロビーへ

搭乗ロビーに着いたら、チケットや搭乗案内などから便名・出発時刻を元に搭乗口の番号を探します。搭乗ロビーには免税店やカフェなどもあり、ゆったりとした時間を満喫できます。ですが、広い空港になると搭乗口までかなり距離があることもあり、油断は禁物!搭乗口の場所をしっかりと確認してから、買い物やお茶を楽しむのが無難です。

搭乗開始

一般的には、出発時刻の20分前頃から搭乗開始となります。最初に小さな子ども連れや、搭乗の際に補助・サポートが必要な旅客から優先して案内されるのが一般的です。なお、搭乗締め切り時刻を過ぎた場合、搭乗を断られるケースもあるので注意しましょう。

機内に入ったら気を付けること

機内に入ったら、チケットに記載されている番号の座席に向かいます。座席に着いたら貴重品や機内で羽織る衣類、マスクなど手元に必要なものだけを取り出し、それ以外の荷物は収納スペースや前の座席の下に置きます。なお、離陸して20~30分はトイレに行けないので、搭乗前にトイレを済ませておくことをお勧めします

離陸後のポイント

ここでは、座席に取り付けられているシートベルトの重要性や機内でのドリンクサービスについて紹介します。

シートベルトは必ず締める

緊急時の衝撃から身を守るため、シートベルトは腰の低い位置でしっかりと締めるようにしましょう。締めた後は、緩みがないかの確認も忘れずに。離着陸時はもちろん、航行中にシートベルトの着用サインがついていない場合も、突然の揺れ等に備えてシートベルトは常に締めておいてください。また、飛行機のドアが閉まった後は、携帯電話等の電子機器は電波を発しない機内モードにするか、電源を切っておきましょう

ドリンクなどのサービスについて

機内サービスのドリンクについてですが、国内線の普通席でもコーヒーやお茶、アップルジュースなど、いろんなドリンクが無料で提供されます(LCCを除く)。ANAのドリンクサービスで有名なのが、「オリジナル ビーフコンソメスープ」。熱狂的なファンがおり、機内サービスとしてだけでなく、通販でも商品として販売されているほどです。

着陸後のポイント

離陸して大空を飛んでいた飛行機が、いよいよ目的地の空港に着陸!ここでは、飛行機を降りる際の注意点や、預けていた荷物を受け取るまでの流れをご紹介します。

降りる際の注意点

空港に着陸しても、シートベルト着用サインが消え、機内アナウンスによる指示があるまでは、座ったまま待機しましょう。飛行機は機内・通路での混雑や事故を避けるため、降りる順番が決まっているのです。待っていると、前方の〇列目までの方、〇列以降の方、と順番にアナウンスがありますので、自分の座席が呼ばれてから立ち上がるようにしましょう。荷物が多い場合や、子ども連れの場合は、降りる人が落ち着くまで座って待機していても、もちろんOKです。

荷物を受け取る

搭乗前に荷物を預けた人は、到着口に向かう手前にある「手荷物受取所」へ向かいましょう。飛行機の便名を確認し、その便名のベルトコンベアから流れてくる自分の荷物をピックアップします。混雑時には自分のものと良く似たスーツケースもたくさんあるので、荷物を預けた時にもらった預け証と、荷物の番号が一致しているかをきちんと確認しましょう。

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まとめ

飛行機の乗り方や手順、フライト当日の流れについてご紹介しました。eチケットの普及で飛行機の乗り方もずいぶんと簡単になりましたが、それでも初めてだと不安になるのも当然です。今回の記事をぜひ参考にして、空の旅を満喫してください!

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