おすすめの飛行機の座席はどこ?目的に合った座席をご紹介!
更新日:2022年8月02日
飛行機のチケットを予約する際、「座席はどのあたりにしよう?」と迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、窓際、通路側、前方、後方など、それぞれの座席位置のメリット・デメリットや座席を決める際のポイントなどをご紹介します。
目次
- 最初に押さえておきたいそれぞれの座席の特徴
- 窓側の座席
- 通路側の座席
- 前方の座席
- 後方の座席
- トイレ近くや非常口近くなどの特殊な場所にある座席
- 目的別のおすすめ座席
- ビジネスパーソンにおすすめの座席
- カップル・夫婦におすすめの座席
- 子連れの場合のおすすめの座席
- マニアにおすすめの座席
- 国内線の座席は良いグレードに案外安く乗れる!
- まとめ
- おすすめの航空券をチェック!
最初に押さえておきたいそれぞれの座席の特徴
窓側の座席
窓側の座席最大の魅力は、窓外に広がる非日常の景色を眺められることでしょう。また、壁に寄りかかることができますし、隣の人がトイレに行く時に席を立つ必要もありません。デメリットとしては、自分がトイレに行く時には、隣の人に声をかけなければいけないことや、頭上に収納した荷物が出し入れしにくいこと、また少々狭いことが挙げられます。
通路側の座席
通路側の座席のメリットは、トイレに行きたくなればすぐに席を立てること、頭上の荷物を取り出しやすいことが挙げられます。何かあればCAさんにすぐに声をかけられ、通路側にスペースがあるので圧迫感を感じることもありません。デメリットとしては、景色が見られないことや、隣の人がトイレなどで席を立つときに、自分も動く必要があることでしょう。
前方の座席
前方の座席は出入口に近く、乗り降りがスムーズにできるというメリットがあります。また、飛行機のエンジンは後方部にあるため、比較的静かで揺れがあまりないのも特筆すべき点でしょう。ただし、前方の座席はJALの「クラスJ」や「ファーストクラス」、ANAの「プレミアムクラス」など座席クラスが上のため、普通席より料金は高くなります。
後方の座席
後方の座席は、繁忙期を除けば比較的空いていることも多く、大家族やグループなど、まとまった人数でも座席が確保しやすいのがメリット。デメリットとしては、エンジンに近いので、前方にくらべると多少エンジン音が気になるかもしれません。また、飛行機の出口は前方にあるので、乗り降りに時間がかかるのもある程度は想定しておく必要があります。
トイレ近くや非常口近くなどの特殊な場所にある座席
トイレの回数が多い頻尿の方や、機内で多くの飲食をするなど頻繁にトイレに行く可能性がある方は、トイレとギャレー(CAさんが食べ物・飲み物の準備をするスペース)の近くの座席を選ぶのがお勧めです。トイレの近くであれば、座席に座ったままでトイレの使用状況が分かるので、誰も待っていないタイミングを見計らってスムーズに用が足せます。また、ギャレー付近の座席は、飲み物のおかわりなどを頼みやすいというメリットがあります。
非常口前の座席は非常時用の装備があるので、足元のスペースにゆとりがあります。足を伸ばしてリラックスでき、前方に座席がない場合が多いので、前の乗客のリクライニングで窮屈さを感じることもありません。また、窓側であってもトイレに行きやすいというメリットもあります。ですが万が一非常口を使用するような緊急事態が発生した際には、脱出のための協力をお願いされる可能性があります。そのため、15歳未満の方やお子さん連れの方は、非常口前の座席の予約が基本的にできません。
目的別のおすすめ座席
ビジネスパーソンにおすすめの座席
何かと忙しいビジネスパーソンは、機内でもノートパソコンを開いて仕事をしたりと「1分、1秒も無駄にしたくない!」と考える方が多いことでしょう。そんなビジネスパーソンにお勧めなのは、ズバリ前方でなおかつ通路側の座席です。この位置の座席ならトイレにもスムーズに行けますし、飛行機が着陸してからもさっと荷物を取って降りることができます。
カップル・夫婦におすすめの座席
座席はチェックイン時に決まりますが、基本的に先着順なので、対応が遅れれば遅れるほど選択の余地が少なくなり、カップルや夫婦なのに離ればなれ…といった残念な結果になりかねません。そんなことにならないためにも、早め早めの対応を心がけましょう。落ち着いて静かに過ごしたい場合は前方~中ほど、よく話すという二人であれば後方がお勧めです。
子連れの場合のおすすめの座席
チャイルドシートが必要な赤ちゃんや幼児と飛行機に乗る場合、親が通路側、赤ちゃんは窓側もしくは中央の座席を選ぶのがお勧めです。通路側は何かあった場合にCAさんを呼びやすく、トイレへも向かいやすいからです。チャイルドシートがなくても大丈夫な子どもの場合、子どもが窓側、親が通路側としておけば、窓から景色を見られるので子どもが退屈せずに済みます。また、窓際は壁にもたれられるので疲れにくいという利点もあります。窓側の座席がない列の場合は、子どもを通路側、親がその隣に座れる座席を選ぶようにしましょう。通路側はある程度スペースを広く使えるので、子どもも疲れにくいからです。
マニアにおすすめの座席
万人受けするかどうかは分かりませんが、マニアの方に人気が高い座席をいくつか紹介しましょう。
翼上の座席
すっきりとした景色は楽しめませんが、翼の動きを間近で確認できるのがポイント。メカニカルな構造や生き物のようにしなやかに動く翼もつぶさに観察でき、メインギア収納時に感じられる振動もマニアにはたまりません。
エンジン・プロペラ前の座席
パワフルに回るエンジン・プロペラを目の当たりにでき、独特の音色を楽しむことができます。景色もエンジンの排気によって邪魔されないので空気の揺らぎがほぼなく、鮮明な画像が撮影できます。
リアエンジン機・エンジン前の座席
国内ではCRJシリーズなど、リアエンジン機に乗る際に、マニアの方にお勧めしたいのがエンジン前の座席です。巨大なエンジンの力強さをわずか距離1mで体感できる特等席であり、頭の真横で響く音色は「虜になってしまう!」と絶賛するマニアもいるとか。
ギアが見える座席
ORCのQ200、ANAのQ400、RACのQ400CCなど、高翼機ではギアの動作状況を見ることができます。回転の様子はもちろん、格納・展開時のメカニカルな動作はぜひチェックしたいところです。
一人掛けの座席
リージョナルジェットやプロペラ機など、ごく一部の航空機には一人掛けの座席もあります。いわずもがな非常にプライベート感が高く、通路にもすぐにアクセスできるので、一人旅の時などはお勧めです。
国内線は良いグレードの座席に案外安く乗れる!
ANAやJALには、普通席だけでなくワンランク上のクラスがあるのをご存じですか?
ANAの「プレミアムクラス」
普通席に9000円追加することで利用できるのが、ANAの「プレミアムクラス」です。機内食とお酒が無料で楽しめるほか、国際線ビジネスクラス用のスリッパや音質の良い高性能ヘッドフォン、ウール100%製のアメニティが利用できます。
JALの「クラスJ」「ファーストクラス」
「クラスJ」は、航空券の料金に1000円追加するだけで利用できます。シートピッチが普通席と比べて20㎝も広く、ひじ掛けの幅も3倍ほどあるのでゆったりと寛げます。「ファーストクラス」は、普通席の料金に8000円追加すれば利用できます。シートの幅が普通席と比較すると50㎝ほど広く、無料で機内食やお酒が楽しめます。
おすすめ航空券をチェック!
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羽田 ⇔ 伊丹 羽田 ⇔ 神戸 成田 ⇔ 関西福岡行き
仙台 ⇔ 福岡 羽田 ⇔ 福岡 成田 ⇔ 福岡 宮崎 ⇔ 福岡沖縄行き
羽田 ⇔ 那覇 成田 ⇔ 那覇 中部国際 ⇔ 那覇 関西 ⇔ 那覇 伊丹 ⇔ 那覇 福岡 ⇔ 那覇 羽田 ⇔ 宮古 那覇 ⇔ 宮古まとめ
いかがでしたか?飛行機の内部は長細くウナギの寝床のようになっているので、窓側、通路側、前方、後方の座席でそれぞれ特徴やメリット、デメリットがあることが分かっていただけたはずです。次回、飛行機の座席を決める際にはこの記事をぜひ参考にして、空の旅を大いに満喫してください。