航空券・飛行機チケットの初めてでも安心の買い方・お得に購入する方法

更新日:2022年11月10日

航空券・飛行機チケットの初めてでも安心の買い方・お得に購入する方法

空の旅は、多くの人にとって非日常の体験。とりわけ初めての場合は「航空券ってどう買えばいいんだろう…」「買い方によって値段が違うのかな…」といった風に、分からないことが多くあるのではないでしょうか。ここでは、航空券のいろんな買い方や、なるべくお得に購入する方法などを紹介します。

目次

航空券を買う際に決めるポイント

航空券を買う際に決めるポイント

日程

何はともあれ、まずは日にちと時間帯を決めなければいけません。行き先によっては運航している便が1日2便しかない、といった場合もあるので、「午前中」「昼前後」「夕方頃」といった風に、おおよその時間帯を決めておくようにしましょう。

出発空港・到着空港

出発する空港と、到着する空港を決めます。東京都や大阪府のように空港が複数ある地域もあるので、旅程をチェックし、どの空港を利用するのが便利かを事前に調べておくと良いでしょう。

航空会社(大手航空会社・LCC)

どの航空会社の飛行機に乗るかを決めます。航空会社は大まかにANA、JALの大手航空会社と、ジェットスター、ピーチといった格安航空会社(LCC)に分かれています。希望する区間で運航している航空会社を調べて、予算やスタイル、価値観に応じて航空会社を選択しましょう

座席指定の費用

座席を指定したい場合、ANAやJALは無料で座席指定できますが、運賃のタイプによって事前指定できる座席や時期が異なります。一方、LCCの座席指定は有料となり、料金はおよそ500円~2000円ほど(座席や手続き場所によって異なる)です。ですが、あらかじめサービスに含まれていて、無料で座席指定できる運賃タイプも存在します。

預け入れ荷物の費用

ANAの場合、普通席であれば20㎏まで、プレミアムクラスであれば40㎏まで無料で荷物を預けられます。ANAの超過手荷物料金は、1~10㎏であれば2500円(一部路線を除く)、以降は10㎏ごとに1000円が加算されていきます。JALの場合、20㎏まで(ファーストクラスは45㎏まで)であれば無料で荷物を預けられます。それ以上の超過手荷物料金は区間や超過重量によっても変わりますが、基本的に1㎏あたり200円~400円となります。LCCの場合は、預ける荷物については基本料金プランでは原則有料となり、航空会社によって料金は異なります。ただしジェットスターのビジネスクラスなど、クラスの高いプランの場合はある程度の重量まで無料で荷物を預かってもらえるケースがあるので、事前に調べておくと良いでしょう。

変更する際の費用

航空券でキャンセル料が発生するのは、「航空券を購入した後」になります。航空券購入後、便を変更したいとなった場合は、いったんキャンセル料を支払ってキャンセルし、あらためて予約・購入し直すことになります。どのタイミングでキャンセル料が発生するか、どれくらいのキャンセル料になるのかについては各航空会社によって異なりますので、詳しくは公式ホームページでチェックするようにしてください。

航空機の買い方-初めてでも安心-

航空機の買い方-初めてでも安心-

インターネットで購入

旅行会社や航空会社のサイトでは、パソコンやスマートフォンを使って航空券を予約することができます。普段からネット通販を利用するなどインターネットに慣れている方や、自分で出発時間・到着時間などを調べたい方にはおすすめの予約方法です。また、基本的には24時間いつでも予約ができるので、「昼間は仕事を離れられない」など、時間が制約される方にも適しています。ただ、ネット上での入力操作に慣れていない方の場合、戸惑ったり、時間がかかってしまうかもしれません。また、旅行会社や航空会社とはメールでのやり取りになるので、緊急時の対処方法等については前もって調べておくようにしましょう。

旅行会社で購入

旅先での日程や現地の見どころ、最新情報など、「航空券以外のこともプロに相談したい」という方におすすめの予約方法です。少し前までは、ショッピングモールや駅ビルの旅行会社に足を運んで、スタッフと対面で航空券を購入するのが最も一般的なスタイルでした。対面式なので疑問があってもその場で聞いて解決できるため安心感が魅力で、実績のある旅行会社であればトラブルの心配もまずありません。ただ、繁忙期などで混雑していると予想以上に時間がかかったり、またキャンセルや変更の際には、再び店頭に行くという面倒があります。ですので時間に余裕がない方よりも、ある程度時間の融通が利く方に適した購入方法といえます。

電話で購入

旅行会社や航空会社に電話をして予約をする方法です。旅行のスケジュールや時間の相談、料金の確認などを、なるべく手間をかけずスピーディーにと考える方には適した予約方法です。また、購入の際に何か分からないことが出てきても、電話口ですぐに解決できるのも魅力。ただ、インターネット予約のように24時間対応ではない場合がほとんどで、もちろん時間外の予約はできません。ですので翌日便や出発日がタイトな便の予約をしたい場合、すでに満席になっている可能性もあります。

ローチケ旅行の航空券の買い方と流れ

ローチケ旅行の航空券の買い方と流れ

ローチケ旅行で国内航空券を購入する場合、サイトにアクセスして「国内航空券」をクリックし、「往復・片道」「出発地・目的地」「フライト日程」「搭乗者」の必要項目を選択・記入して航空券を検索するだけと、至ってスムーズに購入できます。「羽田⇔新千歳」「羽田⇔那覇」など、人気のある路線に関しては、最新の格安航空券の料金も表示されているので便利です。また、航空券と同時にホテルの宿泊を予約することも可能です。

航空券をキャンセルする場合の対応

航空券をキャンセルする場合の対応

料金を支払う前であれば、特に連絡などをする必要はありません。支払い購入期限を過ぎた予約は自動的に取り消しとなり、何もしなくてもキャンセル扱いになります。購入期限を過ぎた予約は、再度の申し込みが必要となります。新規の予約としてイチから手続きを行う必要があり、またタイミングによっては早期割引を利用できなくなる場合があります。料金を支払った後にキャンセルする場合は、キャンセル料が発生してしまいます。このキャンセル料に関しては航空会社や航空券の種類によって異なります。なお、普通運賃など予約変更に対応している航空券で、別の旅程に変更しなければならない場合は、キャンセルせずに搭乗便を変更すると良いでしょう。

航空券をお得に購入する方法

航空券をお得に購入する方法

メタサーチを活用する

複数の旅行予約サイトや旅行会社の航空券の価格を一発比較できる航空券比較サイトのメタサーチを活用する方法があります。航空券には航空会社が販売するものや旅行会社が販売するものなどがありますが、たくさんのサイトを開いて価格を比較していては、相当な手間と時間がかかってしまいます。そういう場合、メタサーチを活用すれば様々な旅行サイトや航空会社が提供する割引適用後の運賃を、横断的に一括チェックし、比較することができるのです。また、サイトによっては航空券の価格が変動した時に知らせてもらえるサービスなどもあり、最も安いタイミングで購入できる可能性も高いです。ですがメタサーチは航空会社や旅行会社のセール情報が反映されないこともあり、この点はデメリットといえます。

早割を利用する

日程があらかじめ決まっている旅行や出張の場合は、早期に航空券を予約することで「早割」を利用できます。早割をうまく利用すれば、通常価格よりも大幅に割引率が高いお得な航空券を手に入れることも可能です。割引率は航空会社によって異なりますが、60~85%といった非常に高い割引率で購入できることも。例えばANAでは、75日前まで購入可能な「ANA SUPER VALUE 75」をはじめ、55日前、45日前、28日前、21日前まで購入できる早割プラン「ANA SUPER VALUE」などがあります。詳しくは、各航空会社のサイトで、早割サービスのページをチェックしてみてください。早割のデメリットとしては、購入後のキャンセルや変更が自由にできないことが挙げられます。やむをえず変更が必要な場合、割高なキャンセル料を支払ったうえで改めて予約し直さなければなりません。また、マイルが貯まりにくいというデメリットもあり、航空会社によってはマイルの積算率が通常料金で購入した時と比べ、75%、50%といったところもあります。利用のたびに加算される搭乗ポイントも発生しない場合がほとんどです。

株主優待券を利用する

その名の通り、航空会社の株主に発行される、いわば割引チケットのようなものが株主優待券。株主やその家族しか利用できない、というものではなく誰でも利用可能で、知り合いに株主がいなくても金券ショップ等で購入できます。この株主優待券を利用すれば、通常の航空運賃から大幅に割引されます。ただし、各社利用できるのは国内線のみで、座席は数に限りがあり、また有効期限も設けられています。早割の場合は予約内容の変更やキャンセルができなかったり、できたとしても手数料が高額になる場合がほとんどですが、株主優待券を利用した場合は、出発前であれば予約変更やキャンセルをする場合も手数料は不要です。

LCC(格安航空会社)を利用する

LCCとはLow Cost Carrierの略で、機内サービスの簡略化や人件費の削減などいろんな策を講じ、運賃をできるだけ抑えた格安航空会社の総称です。LCCは価格が抑えられるだけでなく基本的に片道ごとの料金となっているので、大手のように割引航空券に付けられている付帯条件や、最低・最大滞在日数といった決まりもありません。デメリットとしては、大手航空会社であれば通常無料(例外もあり)の機内食やドリンク、エンタメなどが有料になることが挙げられます。また、手荷物を預けるのも有料で、重さや大きさにも制限があります。また、便によっては早朝や深夜に発着することもあり、出発に間に合うよう空港に到着できるのか、到着後の移動手段は確保できるのかなどにも気をつける必要があります。なお、機材のトラブルや悪天候などでフライトがキャンセルとなった場合、大手空港会社の場合は振替便の手配や宿泊先の確保、食事等の負担などをしてくれる場合がありますが、LCCの場合は、基本的にすべて自己負担となることも留めておきたいポイントです。

セール情報をチェックする

航空会社は不定期に期間限定でチケットのセールを実施することが多く、これをうまく利用するとお目当ての航空券を大幅に安く購入できることがあります。通常は各航空会社のSNSからセールの情報が発信されますが、旅行メディアでもセール情報を掲載する場合があります。セールの魅力は、信じられないような激安価格で航空券を購入できるチャンスもあること。例えば、ジェットスター・ジャパンの9周年記念セールの第3弾では、9周年にちなんで往復予約で復路がなんと9円で販売されたケースもあります。デメリットとしては、購入後のキャンセル不可、座席制限(ない場合もあり)など、付帯条件が数多く付けられることがほとんどです。

安くなるタイミングを狙う

年間で見てみた場合、9~10月は航空券が最も安くなる時期となります。多くの社会人や学生が長期休暇を取得できる8月や年末年始、ゴールデンウィークなどは航空券が割高になる傾向があるので、時間的に余裕があったり、ある程度スケジュールを自由に組める方は9~10月を狙って空の旅を計画すると、路線によっては通常より30~40%ほども安くなるのでおすすめです。9~10月でなくても、お正月休み明けや卒業旅行シーズン終了後、ゴールデンウィークの前後など、世間一般に旅行者が少なくなる時期は総じて安くなる傾向があります。また、日付や曜日によって安くなる便を見つける、という手も。長期連休やお盆、年末年始など特別な期間以外の場合、祝日を除く月曜日~木曜日に航空券が安くなりやすい傾向があります。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?代表的なANA/JALの早割をはじめ、飛行機に安く乗るいろいろな方法を紹介してみました。飛行機は航空券を購入するタイミングによって運賃が大きく変動することが分かっていただけたと思いますし、ANA/JAL、スカイマーク、LCCそれぞれで様々な方法があることもお分かりいただけたと思います。ぜひ今回の記事を参考にして、お得に空の旅を楽しんでください。

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