大阪国際空港（伊丹空港）は、2020年8月にリニューアルされました。航空会社によって北ターミナルと南ターミナルに分かれ、手荷物預けがとても混雑していたのが大幅に短縮されました。到着口は共通で、2階の中央ブロックにあり、そのままモノレール駅へ直進することもできます。
国内線としては日本初導入の、搭乗ゲートへと続くウォークスルー型商業エリアが展開されており、保安検査場を通ってから搭乗まで買い物や食事を楽しむことが出来ます。
中央ブロック3階にはカードラウンジや、空港直結のホテルもの他、バリアフリーやベビールームなど、旅のさまざまなサポートメニューが充実しています。4階には展望デッキを設置されており、全長400メートルのとてもひろびろとしたウッドデッキがあります。またインテリアショップや子供用遊び場などもあり、飛行機の待ち時間のほか家族サービスにも使うことができます。

丸い地形が綾に織りなす「まり」に似ていることから名付けられた「あやまる岬」や奄美の美しい自然や多様な文化、歴史を感じられる観光スポットの「奄美パーク」、他にも蒲生崎観光公園や土盛海岸、崎原ビーチなどいくらでも滞在できる場所が数多く揃っています。
「土盛海岸」は奄美空港から一番近い海岸です。ブルーエンジェルといわれるエメラルドグリーンの美しい海と白い砂浜が特徴的です。岩場に囲まれた場所であり、ダイビングやシュノーケリングといったマリンスポーツも楽しむことができます。家族連れやカップルにも人気が高いスポットです。

奄美大島には、さまざまな特産品があります。
「鶏飯」は奄美大島の代表的な郷土料理で、ごはんの上に色々な具材をのせ、スープをかけて食べます。
具材は、椎茸、錦糸卵、ほぐした鶏肉、ネギや海苔、パパイヤの漬物などで、スープは鶏のスープをかけます。
各家庭でも親しまれているメニューで、自宅でも作ることができるように、フリーズタイプのものなどお土産用の商品も製造されています。
「黒糖焼酎」とは米麹とサトウキビのしぼり汁から作られる純黒砂糖を主な原料として製造される、本格的な焼酎です。製造は奄美群島のみで認められており、まさにここだけ！という品です。甘い香りが特徴的で、さまざまな料理との相性も良いです。ミニボトルの詰め合わせも販売されているため、お家での飲み比べなども楽しむことができます。
「夜光貝」は重さが2kgを超えるものもあり、直径はなんと20cmもあります。大型の巻貝で、サザエの仲間です。日本では奄美群島や沖縄県が主な生息地です。刺身やバターソテーなどの食用にもされていますが、美しい真珠層を持つ殻に価値があるとされています。古くから螺鈿細工に用いられており、貝殻を磨いて作ったランプやアクセサリー、オブジェなどはお土産として人気となっています。