新千歳空港のターミナルビルは国内線・国際線で分かれており、地上4階建、地下1階の鉄骨造一部鉄筋コンクリート造の連絡施設で繋がっています。この連絡施設3階にあるのがスマイル・ロードで、キャラクターのテーマパークやロイズのチョコレート工場があります。また、同階の国内線ターミナルビルには30以上のレストランやカフェが集まったグルメ・ワールドがあり、和食・洋食・中華・スイーツ・居酒屋といったさまざまなジャンルや、北海道のグルメが堪能できます。
他にも国内線ターミナルには温浴施設や映画館などがあります。
なお出発カウンターは、国内線は2階に、国際線は3階にあります。ラウンジは、国内線は3階、国際線は3階と4階です。その他、各所に設置された案内所では、車いす貸出及びベビーカー貸出などさまざまなサービスを受けることができます。

富山は、観光客も多く訪れるスポットが盛りだくさんです。
「立山黒部アルペンルート」は標高3,000m級の峰々が連なる、世界有数の山岳観光ルートです。特に観光地として知られているのは「雪の大谷」。巨大な雪の壁を人や大型バスが通り抜けるシーンをテレビ等で目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。また「黒部ダム」も観光の目玉の一つです。日本最大のアーチ式ダムで、毎秒10トン以上にもなる観光放水が毎年6月下旬から10月中旬まで行われます。
他にも富山湾では地元ならではの光景を目にすることができます。
春にはホタルイカの幻想的な光を体験することができます。ホタルイカは他のイカと異なり青白い光を放つため、一面に経験したことのない景色が広がります。また富山湾で水揚げされる紅ズワイガニは近年、注目されています。漁場が近く、鮮度が良いため「高志の紅ガニ」としてブランド化されたからです。新湊漁港では、9月から翌年5月までのベニズワイガニの漁期に紅ズワイガニが並ぶ光景がみられ、観光客も見学することができます。

富山といえば、日本海側の美味しい海の幸や富山でしか買うことのできないお菓子がお土産として人気です。
「ます寿司」は江戸時代に富山藩の料理人が鮎で作った押し寿司を、三代目藩主である前田利興公に献上したのが始まりと言い伝えられています。笹の葉を木製のわっぱに敷き、塩漬けにしたマスの切り身を酢飯の上に並べて、笹で包み、重石をのせて作ったものが「ます寿司」です。現在は10店舗以上の専門店が市内には並び、伝統的なその美味しさを伝えています。
また「しろえびせんべい」も人気の商品で、富山県産のうるち米と富山湾名物の「白えび」をぜいたくに使用した塩せんべいです。絶妙な塩加減で、芳ばしく焼き上げたことで白エビの旨みを香り豊かに引き出しています。