福岡発長崎行きの国内格安航空券・飛行機・LCCチケット予約

福岡空港（FUK）から対馬空港（TSJ）・五島福江空港（FUJ）への空路には、全日本空輸（ANA）が就航し、一部はオリエンタルブリッジ（ORC）との共同運航となっています。

ANAはフルサービスキャリアに分類される航空会社で、充実したサービスを受けることができます。また、オリエンタルエアブリッジとの共同便の場合も、ANA同様のサービスが受けられます。

福岡空港

福岡空港は、福岡県福岡市博多区にある空港で、空港法では政令で定める国管理空港に区分されています。
市街地から5km以内という至近距離に位置しており、アクセスの良い空港として知られ、新幹線が発着する博多駅からも近いため広域のアクセスがよく、九州北部から山口県に渡る広範囲から利用客を集めています。
ターミナルビルは国内線と国際線ターミナルに分かれていますが、滑走路は、長さ2,800m×幅60mの1本で運用されており、滑走路1本あたりの離着陸回数が日本で最も多いです。この為、2016年3月27日より滑走路1本の空港としては唯一の航空法に基づく混雑空港（航空法上の混雑空港および国際航空運送協会(IATA)のWSGで最も混雑レベルが激しい「レベル3」）に指定されており、新規航空路線の開設が制限されています。
主要地域拠点空港と位置づけられ、特に福岡-羽田線は国内随一の高頻度路線です。2017年度の年間利用客数、着陸回数はともに日本の空港で第4位となっており、また2018年度の路線別旅客輸送実績では羽田～福岡間が二番目に多い約872万となっていて九州の表玄関としての役割を果たしています。
航空自衛隊春日基地を併設しており、敷地の14％が在日米軍基地で、滑走路や誘導路、一部の駐機場が日米の共同使用区画となり、外交官や米軍関係者の移動する際のターミナルとして活用されています。

北九州空港(福岡)

北九州空港は、福岡県北九州市小倉南区空港北町と京都郡苅田町空港南町に跨る人工島に位置する海上空港で、ターミナルビルや空港事務所は北九州市側に所在しています。空港法の政令で定める国管理空港に区分されています。
2006年に「新北九州空港」の名称で開港しました。小倉南区にあり、2006年運用が終了された旧北九州空港の実質的な移転となりますが、名実ともに「北九州空港」となるのは2008年の空港法改正時です。北九州5:30発羽田7:00着の早朝便を就航させ、全国の国内定期旅客便でもっとも早い始発便ともっとも遅い最終便が運航される空港となり、九州では唯一の24時間空港として運用しています。
2006年に放送された上戸彩主演のフジテレビ系『アテンションプリーズ』第1話のロケーション撮影や、米倉涼子主演の映画『交渉人 THE MOVIE』がエプロンで行われたりと、映像作品への露出が多いです。

市街地から福岡空港へのアクセス

福岡空港は、日本の地下鉄としては唯一、直通で乗り入れをしている都市型空港です。
駅は国内線ターミナル側に位置しており、エスカレーターで直結しているため、空港利用者が多く約6割が利用しています。
所要時間は、博多駅はわずか5分程、天神も約10分。九州各地から向かう場合は、博多駅まで新幹線や特急列車で乗り継ぐのが便利です。
空港線とJR筑肥線との相互乗り入れを実施しており、一部の列車は筑前前原駅や筑前深江駅、西唐津駅間を直結しています。
バス路線も充実しており、博多駅・天神・大濠公園・福岡タワーなどを結ぶ市内の一般路線バスのほかに、佐賀・長崎・熊本・延岡・下関などへ向かう高速・特急・急行バスの設定もあるので、目的地に合わせてこちらを選択肢とするのもおすすめです。

市街地から北九州空港(福岡)へのアクセス

福岡、小倉、門司など、北九州方面の諸都市の空の玄関口となっている北九州空港は、自家用車はもちろん、電車やバスなど、多くのアクセス手段を持っています。
バスはエアポートバス、リムジンバスと北九州市、福岡市とを結ぶバスが運行されています。
鉄道は最寄り駅がJR日豊本線朽網駅ですが、普通列車しか停車しないため、特急列車（ソニック、にちりん、にちりんシーガイア）を利用する場合は登りは行橋駅、下りは小倉駅（一部下曽根駅）で普通列車に乗り換えとなります。
なお朽網駅や小倉駅から空港までは連絡バスの利用が可能となっています。

長崎空港

長崎空港は、長崎県大村市にあり、空港法で政令で定める国管理空港に区分されています。
大村湾のほぼ中程、海岸から約2kmに浮かぶ有人島である箕島全域を開発し、1975年世界初の本格的な海上空港として開業しました。空港自体が大村湾の沖合に位置するため、騒音による公害が少なく環境面に優れた空港です。
空港シンボルは「花文字山」で、滑走路側の切土斜面に約5万本のツツジ及びサツキでNAGASAKIの文字が施されています。
また、羽田空港と関西空港とともに超音速旅客機のコンコルドが飛来したことのある日本の数少ない空港の1つです。
羽田 - 長崎線は観光、ビジネスともに需要が高く、離島便も数多く運航されていることから「日本の西の空の玄関口」としてPRされています。

対馬空港(長崎)

長崎県内初の山岳空港が「対馬空港」です。愛称は「対馬やまねこ空港」といい、対馬の白連江山の山頂を切り開いて作られました。
対馬空港は、山岳空港であることや福岡空港と長崎空港といった限られた航路と便数でありながらも、国内での年間利用者数は2014年度で25万人程度という大きい数字を叩き出しています。

福江空港(長崎)

福江空港は長崎県五島市にあり、愛称は特産品の椿にちなんで「五島つばき空港」と呼ばれています。空港は五島列島にあり、その中でも最も大きい島である「福江島」の鬼岳という、山の中腹に位置しています。鬼岳は全面芝生に覆われており、噴火口からは「ペレ―の涙」という珍しい火山涙が噴出することから、県の天然記念物にもなっています。
周辺には牧場や県内有数の産地とされる葉たばこ畑が広がっています。

長崎空港から市街地へのアクセス

長崎空港（NGS）から長崎市街地へのアクセスは主にバス、連絡船、タクシーが利用できます。

空港リムジンバスは長崎空港から長崎駅までの区間を運行しています。約45分で移動でき、料金は約1,200円です。そのほか、佐世保エリア、諫早エリア、ハウステンボスなどさまざまなエリアへ運行する高速バスも充実しているので、目的地に合わせた選択ができます。

連絡船は時津エリア・ハウステンボスまでのそれぞれの区間を運航しています。時津エリアへは約25分で、片道料金は1,600円です。ハウステンボスへは約50分で、片道料金は約2,200円となっています。

タクシーを利用して長崎市方面まで向かう場合は、高速道路を利用して約40分、料金は約13,000円です。予約必須になりますが目的地によっては乗合タクシーや定額タクシーも利用できるので事前に確認しておきましょう。

対馬空港(長崎)から市街地へのアクセス

対馬空港から対馬市の中心である厳原（いづはら）地区までは、路線バスで約30分、運賃は約710円です。バスは1日数便運行され、航空機の到着時間にあわせて運行されています。タクシーを利用した場合は約25分、料金の目安は約5,000円です。また、空港には複数のレンタカー会社の窓口が設置されています。

福江空港(長崎)から市街地へのアクセス

五島福江空港から五島市の中心部である福江市街地までは、五島バスの連絡バスが便利です。福江港方面まで約15〜20分、運賃は約310円で、航空便の到着に合わせて運行されます。タクシーの場合、市街地まで約10分、料金は約1,300円です。また、空港内にはレンタカー会社の窓口も設置されています。

九州地方の北西部に位置する長崎県は、総人口約128万人（2024年1月）で、数多くの離島や半島を有し、総面積の約4割を「島」が占めています。1年を通して寒暖差が少ない穏やかな気候なので過ごしやすい地域である点も特徴です。海外交流の拠点として栄えてきた歴史と異国情緒あふれる独自の文化を持ち、美しい自然と豊富な食・観光資源にも恵まれている県です。戦争や平和についての知識を深められる「原爆資料館」や「平和公園」をはじめ、国内で最も古い洋館がある「グラバー園」、日本一広いテーマパーク「ハウステンボス」など、さまざまな観光スポットがあるほか、「長崎ちゃんぽん」や「佐世保バーガー」「トルコライス」などのご当地グルメも楽しむことができます。

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