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那覇空港(沖縄)

那覇空港は、沖縄県那覇市にある国内線の基幹空港で、政令で定める国管理空港に区分されます。隣接する航空自衛隊那覇基地の施設が併設され、民間機と自衛隊機が共同で使用する軍民共用の飛行場となっています。
滑走路は3000m×45m、2700m×60mの2本で、ターミナルは那覇空港旅客ターミナルと貨物ターミナルの2つがあり、沖縄の玄関口として国内外各地を結ぶ拠点空港であるとともに、県内離島と沖縄本島を結ぶハブ空港として、また県民生活や経済活動を支える重要な社会基盤として重要な役割を果たしています。
2017年度の着陸回数は日本の空港で第5位、旅客数は第6位、国内線だけで見ると着陸回数は第2位、旅客数は第4位となっています。民間旅客機や貨物機、自衛隊機などを合わせると、滑走路1本あたりの密度は福岡空港に次いで2番目に多く、10年連続最多を更新しました。
沖縄観光の好調さから国内、海外路線とも順調に増えていることが要因となっており、需要予測では今後10年以内に旅客増加に対応できなくなると予想されています。

下地島空港(沖縄)

下地島空港は沖縄県宮古島市下地島にある地方管理空港です。
元はパイロット養成の為の飛行訓練場として開設されましたが民営化され、一時的に定期便の就航が無い期間（1994年～2019年）もありましが現在はスカイマーク、ジェットスターの他、香港エクスプレスも就航しています。
操縦訓練の為に開設された為、日本の空港では珍しく滑走路の両端にILS（計器着陸装置）が設置され、宮古空港よりも長い3000mの滑走路を持ちます。

宮古空港(沖縄)

宮古空港は沖縄県宮古島市にある沖縄県で3番目に乗降客数が多い地方管理空港です。1943年に旧日本軍によって建設された平良飛行場が米空軍によって管理された後、民間航空の定期路線用空港となりました。滑走路は2000m、中型ジェット機が離着陸可能となっています。

北大東空港(沖縄)

北大東空港は北大東村にある地方管理空港です。北大東～南大東線と北大東～那覇線が運航されており、北大東～南大東線は直線距離12kmの日本一短い定期航空路として知られています。北大東島は断崖絶壁に囲まれている為、空の便は島民や訪れる人々にとって非常に重要な交通手段となっています。

南大東空港(沖縄)

南大東空港は沖縄本島の東約400kmに位置する地方管理空港です。島の地形上、悪天候時は船の接岸が出来ず、空の便が島民や島を訪れる人にとって重要な交通手段となっています。

久米島空港(沖縄)

多良間空港(沖縄)

石垣空港(沖縄)

宮古空港は、沖縄本島と石垣島の間に位置する沖縄県宮古島市（宮古島）にある地方管理空港で、沖縄県内では那覇空港、新石垣空港に次いで3番目に乗降客数が多い空港です。
元は旧日本軍によって建設された海軍飛行場でしたが、1956年から民間空港として定期運航が開始され、今では直行便の就航数も増えたため大変人気のある空港になりました。
空港は開けた平坦地にあり、 滑走路は2000mを有しています。
現在の旅客ターミナルビルは1997年7月17日に供用を開始したもので、サシバという鳥をイメージした赤瓦葺きの屋根が特徴です。沖縄県で初めてハートビル法の認定を受けた施設で、設置および運営は、金融機関・自治体と運航会社などが出資した「宮古空港ターミナル株式会社」が行っています。旅客ターミナルビルは以前は年間乗降客数100万人を想定したもので、年間乗降客数が170万人を大幅に上回る近年の状況下では狭隘化していたため、ターミナルビルの拡張工事が行われ、2020年7月20日より供用が開始されました。この工事で広さは以前の約2倍となり、利便性が向上しました。

与那国空港(沖縄)

市街地から那覇空港(沖縄)へのアクセス

沖縄県の玄関口である那覇空港には、沖縄都市モノレールの「ゆいレール」が国内線エリア2階に直結していて、那覇市の県庁前駅から約12分、首里駅からは約27分で結んでいます。また、バスも沖縄本島内のさまざまな方面から向かっているため利用が便利です。那覇空港⇔美ら海水族館間を乗り換えなしで行ける急行バスや、主要リゾートホテルへアクセスするリムジンバスなども設定されています。

市街地から下地島空港(沖縄)へのアクセス

下地島は宮古島市街地までは宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋を車で移動する必要があります。市街地⇔空港間は「宮古協栄バス」「中央交通バス」が運行されています。
観光で訪れる場合は現実的に徒歩での移動は難しいのでタクシー、バスまたは空港周辺のレンタカーを借りるのが一般的です。

市街地から宮古空港(沖縄)へのアクセス

島内から宮古空港へのアクセスは主にバス・タクシーを利用します。バスは宮古協栄バス、中央交通みやこ下地島エアポートライナーが「空港ターミナル前」停留所にて下車します。また期間限定で島内を巡回する「宮古島ループバス」が運行される事もあります。

市街地から北大東空港(沖縄)へのアクセス

市街地から南大東空港(沖縄)へのアクセス

市街地から久米島空港(沖縄)へのアクセス

市街地から多良間空港(沖縄)へのアクセス

市街地から石垣空港(沖縄)へのアクセス

宮古空港⇔市街地は路線バスを利用できますが、いずれの路線も本数が多いとは言えないため、事前に時刻表の確認をおすすめします。

市街地から与那国空港(沖縄)へのアクセス

鹿児島空港

鹿児島空港は、鹿児島県霧島市にある空港で、ターミナルビルは霧島市溝辺町麓に位置する、空港法の政令で定める国管理空港に区分される空港です。
九州では福岡空港に次ぐ第2位の旅客乗降数を誇り、日本国内では、都市規模の大きい仙台空港、神戸空港、広島空港を上回っています。多くの国内離島路線を抱えていることもあり、第二種空港としては国内有数の規模です。
立地は標高272mにあり、有視界飛行の小型機が、宣伝などの目的で最低安全高度以下の飛行許可を取って飛行し鹿児島空港に戻る場合は、着陸のために上昇するという他の空港ではあまり見られない状況が起きます。
イギリスの航空・空港関係格付会社スカイトラックス社「世界ベスト空港（World's Best Airport）」（調査対象期間：2017年3月～2018年2月）では、国内線部門において世界第4位に選ばれました。

種子島空港(鹿児島)

種子島は平坦な畑地と温暖な気候とに恵まれ、さつまいもやさとうきびなどの肉用牛や畑作物が盛んとなっています。「ロケットの島」「鉄砲伝来の島」「サーフィンの島」としても全国的にも名高い島です。
種子島空港の開港当時は滑走路が1,100ｍであり、航空機を駐機する場所であるエプロンや滑走路の延長等からプロペラ機を運航できる長さである1,500ｍになりました。
今では小型ジェット機が運航できる2,000ｍの滑走路を有し、県の離島空港では3番目となるジェット空港になりました。
ちなみに愛称は、種子島宇宙センターに由来して「コスモポート」とされています。

屋久島空港(鹿児島)

屋久島空港は、鹿児島県熊毛郡屋久島町（屋久島）の北東部、海岸に沿う丘陵地上に位置する地方管理空港です。1963年に滑走路長1,100mで供用開始し、その後、1976年に滑走路長1,500mに拡張されました。1993年に屋久島が世界自然遺産に登録されて以降は観光需要が増加しています。

喜界空港(鹿児島)

喜界空港は、島の西側の海岸沿いに建設されています。以前は旧海軍の飛行機であり、太平洋戦争中は前線基地として利用されていました。
年度末などの移動転勤時期になると運航便数の少なさと空港運航機材の小ささから、空港管制と運航会社の計らいで旅客機の両側の座席から見送ることが出来るようにされます。便出発、地上走行開始時に空港駐機場内で通称「喜界ターン」と呼ばれる、八の字を描く走行を実施して運航される便があります。

奄美空港(鹿児島)

奄美空港は、鹿児島県奄美市にある地方管理空港で、奄美群島国定公園内の沿岸海域を埋め立てて造られました。
現在の南方約2kmの陸上に供用時には位置していましたが、滑走路延長のための用地確保が進まずに現在位置に新空港を建設しました。
当時、現在の奄美パークの位置に滑走路長1,240mの空港として開港し、24年後の昭和63年には滑走路長2,000mを有するジェット空港として新空港が開港しました。
喜界空港との間には海しかなく、距離が約26kmであるため、視界の良いときは奄美空港発、喜界空港行きの航空機を離陸から着陸直前までの流れを肉眼で見ることができます。

徳之島空港(鹿児島)

徳之島空港は、1962年に徳之島北部の西海岸リーフ上に埋め立てて建設されました。
路線はJACによる奄美および鹿児島線で、2012年2月には開港50周年を記念して愛称が｢徳之島子宝空港｣に決定しました。
愛称は一般募集によるものでしたが、理由は大きく分けて2つあります。1つ目は長寿の人が多く、出生率が高い徳之島にちなんでつけられたそうです。そして2つ目は空港の北側に連なった山々の稜線が妊婦の寝姿に見える「寝姿山」が由来となっているとのことです。

沖永良部空港(鹿児島)

沖永良部空港は、島の最北端にある国頭岬の丘陵地に位置している地方管理空港です。
空港は、1969年に滑走路長1,200mの空港として供用開始し、1998年からは当空港に就航するサーブ機の旅客制限緩和のための滑走路延長及びDHC-8-400型機対策として、舗装強度変更を実施し、2005年には滑走路長1,350mで供用開始しました。
また、愛称の「えらぶゆりの島空港」は、応募総数367作品の中から一番多かった「えらぶゆり」を採用しました。えらぶゆりは島を代表する花で、「かごしまブランド」の指定も受けており、ふさわしい花の名前ということと、離島であるという地域性を踏まえ、「島」を加え、親しみやすいことから「えらぶゆりの島空港」と決定しました。

与論空港(鹿児島)

与論島は、奄美群島最南端に位置する周囲24kmのサンゴ礁が輪になって繋がる環礁に囲まれた美しい島です。沖縄本島を間近に眺望でき、島に山岳や河川はほとんどありません。珊瑚礁と紺碧の海、白い砂浜に囲まれたこの島はリゾート地として有名で、夏場には観光客で大賑わいです。空港は島の最西端の海に臨んで位置しており、与論港フェリーターミナルや島の中心である茶花集落も近いとされています。しかし、接続する路線バスなどの交通機関が一切無いことから、移動には車が必要です。

鹿児島空港から市街地へのアクセス

鹿児島空港から鹿児島市内への主な交通手段はバス、タクシー、レンタカーです。バスを利用する場合、鹿児島中央駅まで約40分、料金は1,500円です。タクシーの場合、鹿児島中央駅まで約1時間、料金は約11,000円です。レンタカーを利用する場合は、空港内に複数のレンタカー会社のカウンターがあります。

種子島空港(鹿児島)から市街地へのアクセス

屋久島空港(鹿児島)から市街地へのアクセス

喜界空港(鹿児島)から市街地へのアクセス

奄美空港(鹿児島)から市街地へのアクセス

徳之島空港(鹿児島)から市街地へのアクセス

沖永良部空港(鹿児島)から市街地へのアクセス

与論空港(鹿児島)から市街地へのアクセス

日本の西南部･九州地方に位置する鹿児島県は、豊かな自然と歴史に彩られた県です。江戸時代には、薩摩藩の本拠地である鹿児島城（鶴丸城）が置かれ、西郷隆盛や大久保利通など、幕末から明治維新にかけて多くの偉人を輩出した地としても知られています。鹿児島市内には名勝「仙厳園」や県指定の天然記念物である「黒神埋没鳥居」などの史跡や、「桜島マグマ温泉」をはじめとする温泉施設、桜島が一望できる「城山展望所」など、魅力的な観光スポットが多くあります。

観光地としては、まず鹿児島県のシンボルである活火山「桜島」が挙げられ、その雄大な姿で訪れる人々を魅了し続けています。また、鹿児島県は、100カ所以上の温泉地を誇る温泉王国。摺ヶ浜温泉や弥次ヶ湯温泉、二月田温泉などの温泉群が集まる指宿市では「砂むし温泉」が有名で、砂に埋まって温まるユニークな体験ができるほか、霧島市には、「霧島連山の麓」や「硫黄泉」など多彩な湯が湧く霧島温泉があります。指宿市、霧島市といずれも鹿児島市内から車で約1時間でアクセスできるため、非常に便利です。さらに、奄美大島のマングローブ林や屋久島の白谷雲水峡など、息をのむような絶景を堪能できるのも鹿児島県の大きな魅力です。

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